無我夢中でいたい (夢見たい)
まだ終わりじゃない (終わらない)
どんな明日も描けるんだよな
出典: 泣き笑いのエピソード/作詞:秦基博 作曲:秦基博
未来は決まっていません。私たちの行動で未来は変わっていきます。
歌詞の3行目に「どんな明日も」というフレーズがありますが、私たちは自分で未来を描くことができるのです。
立ち止まってしまったら、そこで終わってしまいます。
だから、先ほどの歌詞では「立ち止まっちゃダメ」だと訴えているのでしょう。
未来は必ず来るから諦めちゃダメだよ、そんな応援メッセージとして受け取ることができます。
大丈夫だよ
どんなに辛いことがあっても、未来は必ず来てくれる。
そんなメッセージの後には、大丈夫だよと励ましてくれる歌詞が続きます。
現実逃避したくなるときもある
笑顔に会いたくなるけれど 今はでも 弱音ははかない そう 強がってる
出典: 泣き笑いのエピソード/作詞:秦基博 作曲:秦基博
この歌詞からは、自分を奮い立たせている主人公の姿が思い浮かんできます。
1行目に「笑顔に」というフレーズがありますが、これは誰を指しているのでしょうか?
「会いたくなる」というワードから、誰か別の人ではないかと考えることができます。
しかしこの場合、自分自身を指しているのでしょう。
苦しい時、私たちは現実逃避したくなります。
1行目の「笑顔に」というフレーズは、現実逃避を表しているのです。
主人公も現実逃避したいと思っているのでしょう。
だけど一生懸命に強がって、弱音を吐かないように頑張っているのです。
ちゃんと頑張れているよ
お腹の音が鳴ったら 大丈夫のサインだ 泣き笑いの日々を行こう
出典: 泣き笑いのエピソード/作詞:秦基博 作曲:秦基博
お腹が空くのは、それだけ頑張っている証拠です。
だからこの歌詞では、「大丈夫」と言っているのでしょう。
君はちゃんと頑張れているよ。さぁ、前を向いて進もう。
この歌詞にはそんなメッセージが込められていると考えることができます。
かさぶたが意味するもの
ここまで、歌詞の意味を考察してきました。最後にサビの部分について考えていきましょう。
サビで歌われるこの歌詞に、「かさぶた」というワードがあります。
かさぶたは傷が治り始めた頃にできますが、この歌詞ではどんな意味があるのでしょうか?
歌詞に込められた想いを推察しながら、「かさぶた」の意味を考えていきます。
強くなれるよ
笑顔をあきらめたくないよ 転んでも ただでは起きない そう 強くなれる
出典: 泣き笑いのエピソード/作詞:秦基博 作曲:秦基博
嫌なことや辛いことがあった時、すべてを諦めることができたらどんなに楽でしょうか。
明るい未来を希望しなければ、もう辛い想いをする必要も悲しみを感じる必要もありません。
でもそれではダメなのです。立ち止まってしまったら、すべてが終わってしまいます。
つまずいてもいいし、転んでもいいのです。ただ、諦めてはいけません。
歌詞の1行目に、「笑顔を」というフレーズがあります。
このフレーズは、希望を捨てたらダメだよというメッセージだと考えることができるでしょう。
希望を捨てずに頑張れば、強くなれるよ。
この歌詞にはそんなメッセージが込められているのです。
いつか傷は癒える
この歌詞では、辛さや悲しみを傷に例えていると考えることができます。
傷が徐々に癒えていくように、辛さや悲しみもいつかは笑い話になるよ。
この歌詞にはそんなメッセージが込められています。
歌詞の1行目にある「かさぶたが消えたなら」は、辛さや悲しみが癒えたならという意味でしょう。