【デイドリーム/reGretGirl】未練と後悔が詰まった歌詞を解釈！想いが際限なくループして切ない

「僕」は「君」がこれから過ごすであろう、「知らない誰か」との日々を想像してしまいます。

それはそのまま、2人で過ごした時間のループでもあります。

初めて出会い、付き合い、どぎまぎしながら下の名前で呼び合うようになった。

そんな初々しい日々が思い起こされます。

ここで挙げているのは、2人でいたときにはそれほど大切に思っていなかったことばかり。

何気ない日常ばかりです。

しかしそれすらも「僕の知らない誰か」と過ごすのかと思うと我慢ができません。

「僕」はさらに感情を爆発させていきます。

激化する白昼夢の妄想の中に、ついに「僕」が登場します。

きっと「僕の知らない誰か」は、「僕」よりもいいやつなんだろう。

でも、「君」がそいつと笑っている姿や泣いている姿なんて見たくない。

「僕」以外に大切にされる「君」なんて、想像しただけでおかしくなりそうだ。

それほどまでに女々しい気持ちにあふれています。

とめどなく続いていく未練や後悔、嫉妬の渦は、しかしたった2行で終わりを迎えます。

「デイドリーム」で一貫して「僕」が抱いていた感情。

それがこのフレーズに詰まっています。

シンプルなフレーズだからこそ、「僕」のどうしようもない未練がストレートに伝わってきます。

ぐるぐるとループしていく未練や後悔。そして失恋から立ち直れない日々。

きっと「僕」は、この先もしばらくこうした感情を抱いて生きていくのでしょう。

「デイドリーム」では、他の失恋ソングにあるような新しい日々への希望は見えません。

立ち直ることなんてできない失恋の暗い日々。

それだけを真摯に切り取った曲だからこそ、痛いくらいに心に届くのでしょう。

reGretGirlの「デイドリーム」は、失恋した人が思わず共感してしまう曲。

「僕」の未練や後悔がぎゅっと詰まった歌詞に、涙した人も多いのではないでしょうか。

失恋中に聴くと心にダイレクトに響くので要注意ですが、共感して楽になれるかもしれません。

reGretGirlは、他にも切ない曲を歌っています。

「ホワイトアウト」という曲も、歌詞がリアルだと評判です。

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