【Dragon Ash】おすすめアルバムランキングBEST10を発表！ファンが選ぶNo.1が知りたい

1998年リリースの2ndフルアルバムです。

デビュー以来、スリーピースのバンドとしてパンク色の強い音を鳴らしていたDragon Ash。

DJ BOTSをサポートに迎え、より幅広い音楽を志向していくことになります。

このアルバムではヒップホップやジャズの要素も加わりました。

代表曲「陽はまたのぼりくりかえす」や「Under Age's Song」などはスマッシュヒットとなりました。

サウンドの幅が広がり、降谷建志のメロディーメイカーとしての才能も注目を集めます。

そしてストレートな感情やメッセージを書いた歌詞は同世代の共感を呼び、ファン層が広がりました。

初めてオリコンアルバムチャートベスト10に入り、Dragon Ashは一気に「ネクスト・ブレイク」の最右翼となったのです。

この時降谷建志はまだ10代。

恐れを知らぬ若者が音楽と戯れながらスターの階段を駆け上がる瞬間の輝きが詰まったアルバムです。

2003年リリースの5thアルバムです。

このアルバムからサポートメンバーだったHIROKI(ギター)、DRI-V、ATSUSHI(ダンサー)が正式メンバーになりました。

7人体制での初めてのアルバムになります。

前作『LILY OF DA VALLEY』からは2年以上のブランクがありました。

その間、降谷建志は「音楽をやめるかもしれない」というところまで追いつめられていたようです。

インタビューではファンを心配させるような発言がたびたびありました。

そうした葛藤や悩みの末、ひとつの解決として生み出されたアルバムなのです。

「morrow」のように、目の前が光で満たされていくような、明るさと温かさが感じられるアルバムです。

それと同時に、ダンサーが加入したことでダンサブルな曲が増えました。

「House of Velocity」は明確にテクノやエレクトロニカの影響を感じさせます。

これまでの活動をいったん総括し、新しい歩みを始めたという意味で非常に重要な作品です。

だからこそ「HARVEST（収穫）」と名付けられているのでしょう。

彼らの代表曲「FANTASISTA」が収録されていることも忘れてはなりません。

1999年にリリースされた3rdアルバムです。本作からDJ BOTSが正式メンバーとなりました。

前作『Buzz Songs』で大きな注目を集め始めたDragon Ashが、一気にシーンのトップへと昇りつめたアルバムです。

この年のDragon Ashは向かうところ敵なしの勢いでした。

ZEEBRAとACOをゲストに迎えたシングル「Grateful Days」がオリコンチャート1位を記録します。

「Let yourself go, Let myself go」、「I LOVE HIP HOP」もヒットを記録。

大きな期待の中リリースされたこのアルバムも当然のように初のオリコンチャート1位に輝きました。

アルバムセールスは180万枚以上を記録したと言われています。

ヒップホップとパンクが融合したサウンドは当時盛り上がっていたミクスチャー・ロックの手法です。

このアルバムでDragon Ashは日本におけるミクスチャー・ロックの象徴的な存在になりました。

それだけでなく、日本のヒップホップのメジャー化にも大きく貢献したと思います。

Dragon Ashのキャリアでひとつのピークを迎えたアルバムであると同時に、日本の音楽シーンにとって非常に重要なアルバムでもあるのです。

タイトル曲は今もライブにおいて大きな盛り上がりと感動を呼ぶアンセムとして愛されています。

記憶と記録両方にに残る名盤と言っていいでしょう。

Dragon AshのおすすめアルバムランキングBEST10をご紹介しました。

ファン目線で、独断と偏見で選ばせていただきましたが、どれも傑作なので難しいものでした。

違う人が選べば違う結果になるでしょうし、別の日に選ぶと違う結果になるかもしれません。

それくらい甲乙つけがたい、素晴らしいアルバムばかりなのです。

まだ聞いたことがないという人は、ぜひこの記事を参考に聞いてみてください。