WHITE JAM
興奮と感動を届ける、渋谷発の3人組バンド
SHIROSE(シロセ): 京都府出身 5月13日生まれ
GASHIMA(ガシマ): ニューヨーク出身 5月16日生まれ
NIKKI(ニッキ): 大阪府出身 10月13日生まれ
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/WHITE_JAM
2011年に結成され、東京渋谷を拠点に活動するスリーピース・バンドWHITE JAM。
共感性の高い涙を誘う歌詞に、テンポが気持ち良いライム。そして男女混合の透明感あるボーカルが特徴的です。
メンバー構成は、元ホームレス(SHIROSE)に元子役(NIKKI)、そして元ニート(GASHIMA)という他では類を見ない異色の組み合わせとなっています!
個性的なバンド色
WHITE JAMのバンドコンセプトは“遊ぶために音楽をやる”。
自分を含む、曲に触れた人達が楽しめなきゃ意味がない。だから時に楽曲制作に取り組み、時には遊ぶということ。
曲そのものが味わい深くなるように、実際彼らはファンのお宅にお邪魔して話を聞いたり、イベント合宿などで交流してその実体験を歌に落とし込んでいるそうです。
ここまで“遊び”に本気になれるから、人の心に刺さるようなリアリティあるラブソングを彼らは作れるんでしょうねぇ…。
ファンとの距離感も大切にするWHITE JAM。拠点である渋谷に集まる音楽仲間を、ボーカルSHIROSEの名前を取って“シロセ塾”と呼んでいるそうで、仲間意識の高さも窺い知れます。
ちなみにファンは“塾生”と呼ばれています(笑)。この場合、科目は「音楽」と「遊び」ということになるんでしょうかね?
ともかく今若者を中心に、大きな注目を浴びているWHITE JAM。彼らを知らなかった方はこれを機に“入塾”して、ロックで泣ける彼らの音楽に触れてみませんか?
他アーティストへの楽曲提供も
WHITE JAMのボーカルであるSHIROSEは、プロデューサーとしての顔も有名です。
大人気グループAAAや西島隆弘のデビュー曲「どうしようか」、他にはHey Say JumpにDa-ICE、東方神起など。数多くのグループの楽曲を手掛け、どれも大ヒットという結果を残しています。
WHITE JAMのボーカルという立場だけでなく、作曲者としても優秀!
泣けるメロディやアップテンポな激しいサウンドもお手の物。柔軟かつ多彩な彼の手腕にも、作曲者界隈から多大なる評価を得ています。
メジャーデビュー曲「ウソツキ」について
心に沁み渡るWHITE JAMの代表曲
WHITE JAM3枚目のシングルであり、メジャーデビュー曲となった「ウソツキ」は2014年9月にリリース。同年11月に発売された1stアルバム「自由時間」にも収録されていますよ。
2013年から2015年に深夜帯で放送していた音楽番組「ミュージックドラゴン」のオープニングテーマにも起用されていました。
曲調は実に穏やかで、バックに流れるピアノの優しい旋律が良いアクセントになっています。
パート毎で交互に移り変わるボーカルに心地良いコーラス、痺れるようなGASHIMAのフロウ。これらの要素が上手い具合に噛み合っていて、聴いてるだけで胸が熱くなります。
曲の疾走感も丁度良く、ラストのサビ入りは一気に高揚感を高めてくれますよ。
全体的に見て、ラブソングらしくセンチでドラマチックな雰囲気を持たせつつ、合間合間でハイセンスなラップをかます、切なさとカッコ良さを併せ持った曲のように感じました。
歌詞とPVをチェック!
涙腺崩壊必至な悲しいPV
1700万越え(2018年6月現在)という驚異的な再生回数を叩き出している「ウソツキ」のPV。
癌に冒された母親、そしてその事実を本人に打ち明けられない夫と娘の苦悩を描いた感動の作品です。
メンバーのSHIROSE曰く「高校時代に母親が末期癌になり、それを思い出して自分の妹の目線で表現した」とのこと。
つまりこの楽曲はSHIROSEが実際に味わった悲しみを、架空の家族で見事に再現された実話なのです。
そんな切ないバックボーンがあるからこそ、多くの人の共感や涙を誘うリアリティ溢れる曲及びPVに仕上がったんですね…。
事実、リリースから何年も経過しているにも関わらず、ファン達の間ではWHITE JAMの泣ける曲上位にランクインするほど!
大切な人を失うという耐えがたい苦しみ、それでも現実を受け入れようとする力強さ。
そういった要素が詰め込まれている「ウソツキ」のPV。映像作品として観ても十分見応えがあるので、是非ご覧になってみてください!