山内彰馬が20歳の誕生日を迎える4日前にリリースされたこのシングルには、彼が「10代の青春を完結させるために書き下ろした」という3曲と、ボーナストラックを収録しています。
山内が完結させたかった10代の青春とはどのようなものだったのでしょう?
完結させたかった10代の青春
『青春のすべて』がリリースされたとき、Shout it Outは4人組のバンドでした。ギターの露口仁也とベースのたいたいがリリース後の2016年9月3日のライブを最後にバンドを脱退することが発表されます。
脱退の理由について露口は自身のゴールはメジャーデビューだと感じていて、脱退を決断したと語っています。
一方でたいたいは、プロとしてこの先を歩くことが自身にとって輝かしい景色に思えなくなってしまったとバンド離脱の理由を述べています。
無邪気にバンドでライブ出演やコンテストへの出場で注目を集め、いきがっていた時代は過ぎてしまったのですね・・・・・・少年から青年への変化へのターニングポイントとなった1曲なのです。
大人になった僕から、少年の僕らにさよならする楽曲・・・・・・ですかね。
歌詞&コード譜
Cm A♭
溶けていく青いアイスキャンディーが
E♭ B♭
短い季節の終わりを告げた
Cm A♭
教室の窓から 流れ込んだ夏は
E♭ B♭
僕らのことを 急かし始めている
出典: 青春のすべて/作詞:山内彰馬 作曲:山内彰馬
A♭ B♭ CmE♭ A♭ B♭ E♭
二人で乗った自転車も いつもの帰り道も
A♭ B♭ G7onB Cm
日常が思い出になっていく
D♭ B♭
まだここに居たいと 握りしめた
E♭ B♭onD Cm B♭
不確かなまま過ぎていく
出典: 青春のすべて/作詞:山内彰馬 作曲:山内彰馬
A♭ G7 Cm B♭
忘れたくないけど 置いていかれたくもないし
A♭ B♭ G7Cm
確かに明日は怖いけど
Fm E♭onG A♭ B♭
僕らいつだって ここで 今を生きている
出典: 青春のすべて/作詞:山内彰馬 作曲:山内彰馬
1フレット目にカポをつけて半音上げる(移調-1)と、わりと簡単に弾きこなすことができます。
サビの転調が心にググッと刺さります!楽曲の作り込みの部分はプロデューサー柳沢亮太の助言もあって、メンバーも戸惑いながらも納得のいく仕上がりになったそうです。
青春を「溶けていくアイスキャンディー」に例えるなんて、甘く切なく、そして儚さまでも見事に表現しています。彼らの10代最後の思いを一緒に奏でてください。
まとめ
2017年3月にファーストアルバム『青年の主張』をリリースしたShout it Out。
そして年がかわった2018年、ライブが始まろうとしています。その名もShout it Out ライブツアー 2018・春「GOODBYE MY TEENS-延長戦-」です。
山内のホームである大阪からスタートし、最終公演は細川のホームである名古屋という、全16公演。ぜひ参戦してください!
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