【もう切ないとは言わせない/ゲスの極み乙女。】MVにはメンバーが総出演！ストーリーと歌詞を徹底解説

これまで脱力していた自分を見返して、それを埋めるように、心の奥にしまっていた気持ちを表現してみたいという意味ですね。

ふと気がついた現状をとにかく改善したい、と感じての言葉なのでしょう。

今の気持ちをもう少し越える気持ちを取り出せたなら、自分は彼女への想いを胸に、「切ない」と言わせないほど大きな愛で包み込めるというメッセージですね。

そしてこれからは気持ちがあふれる度に、ストレートな言葉でそのまま伝えるよ、という意味に取れますね。

一方で「もっとあともうちょっと、好きになったら」という仮定の話なので、確定ではないのだけれど...という曖昧さが見え隠れするところが、彼らの世界観を印象づけています。

「きっと僕らきっと」「と思うから」という表現からは、仮定ではあるけれど期待しているよ、という印象を受けます。

そして、さらに期待は高まって、なんと「そのうち一緒になろうよ」と、結婚を意味するような言葉まで飛び出してきます！

恋に落ちた当時の気持ちを取り戻したような表現ですね。

「したからさ」「したんだよ」と恋したことを繰り返すことで、強い気持ちを表しています。

そして、「もう切ないとは言わせない」と繰り返していきます。

MVと歌詞を併せて見ていくと、最初はモヤモヤとした現実にふと気づくところから始まり、輝いていた「あの頃」を鮮明に思い出し、明るい未来へと疾走していくストーリーです。

歌詞だけを見ていると、男女の関係に絞った内容に感じられるのですが、MVからは恋愛に限らず、「自分が自分らしく生きる道」を切り開いて行こう、という明るいメッセージが見えてきます。

自転車で疾走していく映像と楽曲のリズムが重なり合って、どんどん気持ちを高めてくれます。

音楽、歌詞、映像のすべての要素がひとまとまりになって、魅力的な楽曲に仕上がっていますね。

ゲスの極み乙女。の楽曲「もう切ないとは言わせない」、いかがでしたでしょうか？

一度でも聴いてみると、タイトルのフレーズとメロディが頭から離れなくなるくらい、印象的な楽曲です。

忙しく走り続けている日常の中、ふと今の状況を振り返って、将来について想いを巡らしたい時に、ぜひ一度聴いてみていただきたい一曲です！