スキマスイッチ【さいごのひ】歌詞の意味を徹底解説！「さいごのひ」に誰を想うの？思わず涙する名曲…

失恋をした先に辿り着く答えは二つ。

諦めて別の大切な人を見つけるか、想い続けるか…です。

この楽曲では後者の方を描いています。

今、自分を支えてくれるものは何もない。

あるのは大切な人がそばにいないという現実と、悲しいことばかりが起きる世界。

それでも、大切な人がこの世のどこかにいるだけで生き続けられる…。

【さいごのひ】はそんな気持ちを描いたラブソングです。

かなりエモーショナルな楽曲ですが、どこか温かい気持ちになりませんか？

命の終わりを表す「最期」と物事の終わりを表す「最後」。

タイトルの「さいご」が平仮名なのは、どちらの意味も含んでいるからなのでしょう。

どちらにしろ、「さいご」は終着を表す悲しい言葉。

しかし、皮肉にも“終わりがあるからこそ”私たちはそこに愛おしさを感じられるのかもしれません。

数々の名曲を生み出してきたスキマスイッチ。

彼らのポップな楽曲も素敵ですが、その時々で発売されるラブバラードは本当に名曲揃いなんです！

今回は厳選して三曲をご紹介します。

3年半ぶりのバラードとして発売された【さいごのひ】。

その一つ前のバラード曲が、2007年にリリースされた【マリンスノウ】です。

この楽曲は、失恋の気持ちを深海になぞらえた秀逸な歌詞で話題に。

そのためか失恋ソングなのにどこかお洒落。

【さいごのひ】を聴いてしっかり泣いた後に、お酒を飲みながら聴きたい一曲です。

OTOKAKEではコードも紹介しているので、ギターが弾ける方はぜひ弾き語りに挑戦してみてくださいね。

次に紹介するのは、2012年に発売された【ラストシーン】。

こちらはラブソングといっても“恋”ではなく、“愛”の方です。

子供に向けた親の愛情を表現した作品で、子供を守りたいという気持ちが溢れています。

【さいごのひ】とどこか似ているタイトル。

内容としては全く違うのですが、“いつかどんなことにも終わりはある”というテーマは共通しています。

ぜひ、どちらの歌詞もチェックして見比べてみてくださいね。

最後にご紹介するのは、2018年に発売された「未来の花」と書いて【未来花(ミライカ)】。

この楽曲はコニカミノルタが制作しているプラネタリウムともコラボしました。

【未来花】の歌詞も【さいごのひ】や【ラストシーン】同様に、かなり「終わり」が意識されています。

スキマスイッチは常に、この世の“無常さ”を念頭に愛を描こうとしているのかもしれません。

しかし、そこには絶望ではなく優しさがあるのです。

この楽曲も非常に優しいラブソングとなっているので、ぜひ一度聴いてみてくださいね。