日本を代表するバンド
1996年の結成から現在に至るまで数々の名曲をリリースしてきたASIAN KUNG-FU GENERATION。
時代毎に数多くのタイアップを獲得し続けるバンドです。
彼らの音楽は年代の垣根を越えて愛されています。
その活躍は、日本を代表するバンドといっても過言ではないでしょう。
彼らによって2018年12月5日発売されるアルバム「ホームタウン」。
本アルバムの初回生産限定盤にはCD「Can't Sleep EP」が付属します。
その中から、「廃墟の記憶」のMVが2018年11月29日に公開されました。
豪華共演が実現
「廃墟の記憶」の作曲を手がけるのは、ストレイテナーのホリエアツシ。
作曲だけでなく、ボーカルとキーボードとしても参加しています。
さらに、MVでもASIAN KUNG-FU GENERATIONと共演するシーンがあります。
ASIAN KUNG-FU GENERATIONの拘りが詰まっている内容は必聴です。
単曲でも、配信やサブスクリプションで視聴できます。
現代に合った取り組みによって手軽に楽しめるので、多くの人に聴いて欲しいです。
「廃墟の記憶」MV
廃墟となったフロアの一角が舞台となっているMV。
その中で、演奏するメンバーを丁寧に映していきます。
ホリエアツシにもフォーカスされていて、改めて豪華共演に感動することでしょう。
公開されている内容は、ショートバージョンのみです。
1分30秒程度しか視聴出来ないため、物足りないと感じます。
ショートバージョン視聴後は、フルバージョンが観たくなるに違いありません。
映像が創る世界観
豪華な共演につい意識が向いてしまいますが、注目すべきはMVの内容です。
冒頭のシーンからフェードアウトしていくまで、レトロな印象。
それは小道具や街並み、色合いから感じられます。
殺風景な廃墟のフロアもそう思わせてくれる要因かもしれません。
本MVがなぜ、レトロな印象を抱かせる演出が多いのでしょうか。
その意味についてMVのストーリーや歌詞と共に解説していきます。
「廃墟の記憶」のストーリー
「廃墟の記憶」のMVを鑑賞していて気になるのが、そのストーリーです。
前述の通り、YouTubeで公開されているのは、ショートバージョンのみ。
YouTubeの視聴だけでは、全体を把握することは難しいです。
そのため、内容について把握するために歌詞について後述します。
どのような内容なのかという一貫した物語としても、断片的です。
特徴的なシーンと演奏
MVは、全体として歌詞とリンクした世界観で描かれています。
冒頭は、歌詞にも登場するプラスチックのカーやフィギュア。
そこから廃墟にある演奏シーンに移ります。
ASIAN KUNG-FU GENERATIONメンバーとホリエアツシ。
彼らは、同じ時代を生き抜き日本を代表するバンドとなりました。
15年以上に渡る友人と歌い、演奏している様子が映されます。
そんな歴史を考慮した上での共演シーンに感動です。
共演と楽曲の世界観から感じられるものは、流れる時と記憶。
この2つを描くために、レトロな演出が用いられています。