加藤ミリヤ【ありがとう、】歌詞の意味を独自解説！彼と別れたばかりのあなたに寄り添う…優しいバラード

2009年7月リリースのオリジナルアルバムに『ありがとう、』は収録されています。

加藤ミリヤさんにしか歌えない「愛」が詰め込まれたアルバムです。

『Ring』には『SAYONARAベイビー』や清水翔太さんとのコラボ『Love Forever』も収録されています。

売上げの数字だけではなく、加藤ミリヤさんを代表するアルバムとなりました。

清水翔太さんと共作をした『Love Forever』以外、加藤ミリヤさん1人で詞や曲を作り上げています。

多くの人が加藤ミリヤさんからの愛に泣き、そして同時に助けられたのでしょう。

いつもあなたの側にいる加藤ミリヤさんの歌声。このあとは『ありがとう、』の歌詞解説に入ります。

何度もケンカをした2人。ケンカをするのは仲が良いから？でももう限界です。

考え方の違いや小さな行き違い、許せないことが段々と増えてしまいました。

言葉を交わすことに疲れてしまいました。分かってもらおうと思ったことが通じません。

どうして？悪いのは私？2人の間には、どんなに時間をかけても理解をし合えないことがあります。

お互いを大切に思えば思うほど、相手に対する要求が増えてしまったのでしょうか。

連絡の回数・休日の過ごし方・私が知らないあなたの時間…、望むようにはいかないことばかりです。

些細なことから始まった今回のケンカだけど、いつものように仲直りができるはずと思っていました。

別れの前に、1度だけあなたに言いたかったのは「ここにいて…」。

私ではなくもう1人の私が本音で口にした、あなたを引き留める言葉。

あなたに届かないことも分かっています。

今でも私の心の中にあるあなたと過ごした時間。

その時間をいつまでも大切にするために、私はあなたに感謝の言葉を告げたいのです。

時間が許す限りいつも一緒に過ごしていた2人。

私のことを愛しているから、無理をしてでもあなたは私に会いに来てくれたと信じていました。

少し疲れたあの日のあなたの表情は今なら分かります。

気が付いたら、2人で過ごす特別な時間が、私の中で当たり前の時間に変わっていました。

うれしいはずなのに、あなたに返すのは、私の心が言わせるこじれた言葉だけです。

何もかもを笑顔で受け止めていたあなたの心の中なんて、あの日は考えていませんでした。

でもそれも今日で終わりました。あなたに会えない明日が来ます。

持て余す心と時間のやり場は何処にもありません。

やり直せないことは痛いほど分かっているつもり…。

けれど最後に届けたい言葉がまだ心に残っています。

明日はもうあなたの声を聞くことも無いのです。

周りからは「今日は彼と会わないの？」と聞かれるかもしれません。

それでも心の中で、悲しいだけの恋で終わらせないと誓うのです。