疾走感溢れる「だから僕は音楽を辞めた」は、カラオケで歌うととても楽しい一曲です。

難易度は少し高め。

様々な発声方法が組み合わさって完成されているのですが、そこが楽しくなるポイントともいえます。

AメロからBメロへの切り替え

Aメロではとめどなく言葉が繰り出されるので、ブレス(=息を吸う部分)の場所を確認しましょう。

Aメロの発声で喉に力が入ると、Bメロの伸びやかな裏声が難しくなります

Bメロに入る前のブレスを「鼻呼吸にする」などして、喉の疲労をリセットすることが重要です。

また、喉を消耗しないためには、先ほどご紹介したレガート(音と音の間を切らない発声)も有効。

あくまで息の流れをレガートにして、発音は適確に行いましょう。

サビをキメよう

「だから僕は音楽を辞めた」はサビの発声が肝心です。

Aメロでの語るような歌唱、Bメロの美しい裏声…。

これらがサビのダイナミックな入りで花開くのです。

サビの言葉は口の開きを意識してしっかりと発音しましょう。

サビの最後の「あんたのせいだ」という言葉は、あえて落としてもいいですね。

感情をこめてゾクッとさせましょう。

7位 爆弾魔

隠れた名作

ヨルシカ楽曲の中でも強烈な歌詞といえる「爆弾魔」。

歌詞の世界感を重視する人にオススメしたい楽曲です。

「爆弾魔」はMVが制作されておらず、アルバム「負け犬にアンコールはいらない」のみに収録されています。

にもかかわらず、かなり人気で再生数もダントツ

サビの滑舌に注意

サビの高音では「滑舌」を注意しましょう。

というのも、サビはかなり高音まで上がります。

発声に力みがあると口の奥から喉にかけてが「キュッ」と閉じてしまいがち。

そうすると発音器官が動かせずに「ばくはしたい」と発音しにくくなります

ポイントは口の奥の空間を極力広く保つこと

そのためには体幹の通った姿勢、下顎の脱力、口角(口の奥の筋肉と連動)の引き上げなど、気を付けるといいですね。

6位 あの夏に咲け

楽しく盛り上がるナンバー

「あの夏に咲け」はアルバム「夏草が邪魔をする」の収録曲。

リズミカルでハイテンションなメロディは、カラオケにピッタリですよ!

ヨルシカはちょっとシリアスな楽曲が多い印象。

だからこそ、「ヨルシカで盛り上がる曲ってないかな?」と思ったときにオススメです!

リズムがキモ!

この楽曲を歌うポイントはズバリ「リズム」でしょう。

一番大切なのはサビの入りです。

伴奏がハッキリと裏拍のリズムを刻んでいるため、歌も適確にリズムをとることで際立ちます

盛り上がりつつもしっかりと伴奏を聴きましょう。

キマるととてもカッコいいですよ。

5位 藍二乗