素の自分でいられない私。

メイクで気持ちを隠そうとしています。

強気の赤も遊びの恋をするピンクも、今の自分には合わないと感じていると読み取りました。

この場に及んでも、本音を他人に知られることは怖い様子です。

質問されることにも、抵抗感があります。

自分は強いと思い込まないと、失恋の痛みから抜け出せないのかもしれません。

酔いたい

ピンクを選択

プロフィールはとっくに無いよ
手放しが好きなマイハンドルズ
この不安なピンクをどれほど
あとどれだけで酔えるの?

出典: 華奢なリップ/作詞:川谷絵音,ちゃんみな 作曲:川谷絵音

私は、過去の自分とは決別を決意しました。

さらにピンク色の口紅で不安定な恋をして失恋の痛みを忘れようとしています。

しかしいつまでも心に空いた穴は埋まりません。

私にとって失った恋は本当に大きい物だったのでしょう。

プライドを捨てる

赤黒くしても 色違いなんでしょ
ならプライドレスで こんな女よ プライドレスで
泣かせて
強くなるから

出典: 華奢なリップ/作詞:川谷絵音,ちゃんみな 作曲:川谷絵音

泣かせてほしい理由は、失恋の痛みを受け止めたいからではないでしょうか。

今まで強がっていた私。

そのために、赤色の口紅は必須アイテムだったのでしょう。

しかし、口紅の色は赤でも黒でも自分は自分だと気が付きました。

泣くことで気持ちに区切りをつけ、前を向きたいという考えに変わったのでしょう。

自分では泣けない私は、他人に泣かせてもらうというという手段に出ました。

口紅の秘める力に頼って、自分を保ってきた私。

しかしこの機会に頼らずに自分自身で感情のコントロールをしようと決意したのでしょう。

これで、主人公は口紅に頼らず前向きになれると考察できます。

最後に

この楽曲では、恋を失った女性の想いが綴られていました。

口紅の色を変えることで、気分を変えてた主人公。

しかし、最後は口紅に頼らず前向きに生きようと思ったのではないでしょうか。

主人公が失恋を乗り越えることを祈らずにはいられません。

失恋を乗り越えた先には、がっちりとしたブランドの口紅が似合う女性になっていることでしょう。

それでは、最後にこの楽曲が好きという方におすすめの記事をご紹介していきます。

まずは、メンバーの紹介曲となっている「ジェニーハイのテーマ」の記事です。

最近ジェニーハイにハマったという方は、より深くメンバーを知る機会になるでしょう。

「ジェニーハイのテーマ」は2018年10月17日発売のミニアルバム『ジェニーハイ』に収録されている楽曲です。個性豊かなメンバーの自己紹介になっている本作。その歌詞を解説していきます!

次は、今回タッグを組んで共に曲作りに参加したちゃんみなアルバム収録曲を解説した記事です。

ちゃんみなの魅力が感じられる1曲のため、チェックしてみるといいでしょう。

練馬のビヨンセの愛称で親しまれているちゃんみなさんは、ラッパーとして活躍する女性です。 代表曲として「lady」が知られていますが、一体どんな意味を持っているんでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。

様々な解釈ができる楽曲のため、この記事を参考に歌詞の意味を考察することもおすすめです。

素晴らしい音楽との出会いのきっかけになれば、幸いです。

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