黒澤まどか【盗人シンデレラfeat.初音ミク】歌詞の意味を解説！王子や魔法使いは誰を例えているの？

器用に万引きを続けていた主人公。

ですが、ある日とうとう万引きに失敗し、警察にバレてしまいました。

大きなサイレン(=ベル)を鳴らしながら、主人公のことを追いかけるパトカー。

腕章をつけている王子とは、警官のことを指しているのでしょう。

まるで大急ぎで帰るシンデレラのように、主人公は大慌てでお店から逃げ出します。

灰かぶりとは、シンデレラ=主人公のことを指しています。

主人公はずっと前に、一人の少年から「万引きは良くない」という警告をされたことがあったのでしょう。

この少年は「Chilledren」という楽曲の主人公と同じ人物だったのだと推測できます。

今になって少年に警告されたことを思い出す主人公。

思い出したところで、もうすでに手遅れの状態です。

警察の追手はすぐそこまで来ている状態です。

もうダメだ…と観念した主人公。

そんな主人公の前に一人の魔法使いが現れたのです。

この魔法使いとは「giga戯画witch」に登場する魔法使いと同一人物なのだと思います。

つまり、万引きを繰り返した主人公にお仕置きをしに来たのです。

「giga戯画witch」の歌詞の中には、以下のような一文があります。

魔法使いは、割れたガラスの靴を主人公に履かせるという罰を与えたのでしょう。

ガラスの破片が肉体に突き刺さり、主人公は亡くなってしまった…という結末を迎えてしまいました。

悪いことを繰り返していると、いつかその報いを受けることになる。

そんな教訓を描いた物語なのだと解釈できますね。

「盗人シンデレラ」は、万引きは絶対にしてはいけない！という事を伝えたい作品なのだと思います。

万引きをする女子高生をシンデレラに例えた深い物語といえますね。

ちなみにシンデレラをモチーフにした楽曲を作っているアーティストは、他にもたくさんいます。

米津玄師さんの「シンデレラグレイ」。

back numberの「ミラーボールとシンデレラ」など、様々な"シンデレラモチーフの曲"があるのです。

本サイトでもこれらの楽曲について解説しているので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。