世界観を広げるバックダンサーの役割
衣装チェンジした後、彼女たちの後ろにはちょうど鏡に映ったかのように反転したダンサーが登場。
「もう一人の自分」のようなバックダンサー達に目を奪われるようです。
このバックダンサーがオーディションを開いてまで厳選したメンバーですね。
そして8人でのダンスは今回のMVの一番の見どころといえるでしょう。
バックダンサーと同じ動きをするのではなく、影を映した鏡のような反対の動きに意味がありそうです。
今の自分が光によってそのまま映し出されたように演出されているのです。
8人のシンクロが美しい。ピッタリそろった圧巻ダンス
曲が進むにつれ反転していたダンサーとの動きがやがて1つにシンクロしていきます。
4人対4人でシンクロした美しダンスシーンが何度も観られるのも嬉しいですね。
それぞれのソロパートもさることながら、8人全員で1つになって形を作るシーンは圧巻です。
MVの紹介~4人+4人は無限の可能性~
このMVは3段階にテーマが分かれていると考察します。
まず第1に「いつもの自分からの脱皮」です。
そして次に「違った自分の発見」。最後に「融合による成長」となります。
それぞれのシーンで印象的なカットを挟むことでその総てが明確に観られるのです。
そしてそれがより意味として理解しやすいMVとなっています。
彼女たちの新しい魅力を発見するには十分な素材といっても過言ではありません。
MVの監督は誰?作詞は?作曲は?「光るよ」作成に関わった豪華なアーティスト
新進気鋭のポップアーティストここにあり
この印象的なMVを監督したのが今やポップカルチャーの中心人物といっても良い「KASICO」です。
彼が今までどんな作品に携わってきたか一部を紹介します。
彼が手掛けた仕事の一例として、最も多いのが他の有名アーティストのMVです。
例えばV6、SKE48、charaなど様々なアーティストからの依頼を受けてその世界観を作っています。
作風は現代にマッチしたようなポップな物から、シックな演出まで幅広いものがあります。
どのジャンルでもしっかりとイメージを作り上げてくれる、まさに現代における新進気鋭のアーティストです。
MVのエフェクトとリンク。歌詞を書いたのは期待のニューカマー
作詞は、「春ねむり」と呼ばれる2016年デビューのシンガーソングライターです。
その独特な世界観から、日本だけではなく世界中のフェス等に積極的に参加しています。
幅広く認知されている今大注目のアーティストですね。
MVの印象的なエフェクトはすべて彼女の書いた詩の世界を表現するかのようにリンクしています。
そしてメンバーの表情や動きをより鮮明に映し出してくれているのです。
彼女自身の作品も明るいものから叙情的なものまで幅広いものがあります。
その幅広さが活かされ、新しい想いを込めた東京女子流の作品に花を添えているのです。
アイドルからゲーム音楽まで。日本を代表する作曲家が盛り立てる
作曲をしたのは「増田武史」という作曲・編曲では現代の日本を代表するヒット請負人です。
AKBからジャニーズ、またゲーム音楽まで幅広いジャンルで活躍されています。
今回の「光るよ」では疾走感のあるビートを作り出しました。
一皮むけた彼女たちを表現するような次につながる楽曲は彼の手によって生み出されたのです。
MVの明るさ、歌詞の深さとしっかりマッチしてその世界観を作り上げています。
キャッチ―なメロディーも耳に残りやすく口ずさんでしまうほどリスナーの心をガッチリ掴みました。
彼女たちの意気込みをそのまま体現するようなアーティストが制作に加わったのです。
それによりこの作品はとても素晴らしい物に仕上がったといえるでしょう。