始まりは切なさから
明日明日この世界が
終わるってわかってたとして
出典: ハイビスカス/作詞:ナオト・インティライミ・福島カツシゲ 作曲:ナオト・インティライミ
出し惜しみをしたわけではないのですが、とりあえず歌い始めの2行に注目します。
本当の恋を知り始めた心に戸惑う姿が浮かびます。
この瞬間を信じれば、明日が来ない不安を消し去ることができます。
刹那的に始まる恋だって、永遠に結び合える恋に成長させられると信じて自分を動かします。
「ハイビスカス」は冬に弱い
なかなか咲かないね 待ちぼうけ
Oh-we-wo 冬が長かったから
まだまだ足りないね 愛をおくれ
Oh-we-wo はぐらかしてばかり
出典: ハイビスカス/作詞:ナオト・インティライミ・福島カツシゲ 作曲:ナオト・インティライミ
ハワイをイメージさせる南国の花「ハイビスカス」、現実的にも寒さには強くありません。
日本では霜が降りない沖縄などでは自生できますが、その他の地域では部屋の中に入れないと冬が越せません。
冬を無事に超すことができた「ハイビスカス」は5月~10月にかけて花を咲かせます。
寒さに耐えたことで結果が出せます。
寒い期間が長過ぎて、花を咲かせることができないと思い込んでいるようですね。
恋の本当の姿を見る自信がまだないのでしょうか。
愛を与えるのではなく、愛を欲しがるように手を伸ばしています。
自分が目指すべき方角はカオスの中にしかありません。
自ら咲く意欲が無い?イケメンだから?
他力本願で実にアンバランス
自力で咲こうとも思わないまま
時計は進む 時はめぐるよ
出典: ハイビスカス/作詞:ナオト・インティライミ・福島カツシゲ 作曲:ナオト・インティライミ
ビジュアルだけを褒められて、周りになんとなく人がいつもいる。こんな現状にすっかり慣れていたイケメン君。
でも今回は違います。自分からアプローチをしていかなければ何も始まりません。
想う人の心に届くために動きたいけれど、どうやって動いて良いのか分からない。
動き方は誰かが教えてくれる?と待ちの姿勢のまま。失敗はしたくないから、求めるばかりです。
恋が自発的に動くこともありません。
動くのは時計の針だけ、切なさをそこに残して時間だけが過ぎていきます。
気持ちは決まっている
明日明日この世界が
終わるってわかってたとして
咲いた咲いた散りざまは
僕は選べない 君を選ぶよ
出典: ハイビスカス/作詞:ナオト・インティライミ・福島カツシゲ 作曲:ナオト・インティライミ
明日世界が終わってしまうのがホントであれば大ニュースですよね。
まず思い浮かぶのは最後に何を食べるかだったりもするのですが、進行中の恋の中にいる時に思うのは君。
明日が来ないと分かっていても咲く花があります。
咲いた花が世界の終わりと共に散ってしまっても、君は君のまま。
僕は君のことだけを見続けていたいと思うだけ。
MVのすべてに感情がこめられています
心を表す赤がキレイ
ダンスを繰り広げる女子たちの赤い衣装が印象的です。情熱を表す赤ですが、透け感のある生地で重さはありません。
すれ違うと思わせながら、どこかで分かり合い繋がり合うことを予感させるMV。
イケメン君の恋、しかもそれが初恋ならたどり着く先は光ある場所であることを祈ります。
ホントの恋だから感じる胸苦しさ
全てが嫌になるくらいの
君の美しさだけは
何があっても 守りたい
その隣で咲きたい
なんだか切ないね 苦しいね
Oh-we-wo 見惚れたのも幻
恋しく寂しいね 胸が痛いや
Oh-we-wo どうやって止めりゃいいんだろう
出典: ハイビスカス/作詞:ナオト・インティライミ・福島カツシゲ 作曲:ナオト・インティライミ