「愛してない」/Acid Black Cherryの歌詞には違うバージョンがある！？歌詞を徹底解釈！

ついにこの機会がやってまいりました…。ABCことAcid Black Cherryの超優れたバラード曲「愛してない」についてご紹介いたしましょう。

愛とは切り離せない性欲をテーマに掘り下げているバンドだからこそ表現できる、愛のかたち。

さていったいどんなバラードなのか、とくとご覧あれ。

「愛してない」が収録されているのは、アルバム「BLACK LIST」でございます。ABCといえばこのアルバム、といっていいくらい超素晴らしい一枚となっております。

収録曲については、Oto kake内のABCコンテンツにて何度も取り上げておりますので今回は割愛ということで。

…と言いたいところですが、一曲だけまだコメントしておらずコメントせずにはおれない曲をご紹介します。

11曲目の「DRAGON CARNIVAL」はアルバムの最後から2番目の楽曲で、イントロのギターラインが非常に印象的な作品です。

yasuさんがL'Arc〜en〜CielやVAMPSのボーカリスト・Hydeさんに超憧れていることもあってか、少々ラルクテイストも感じられる楽曲になっております。

今回は「愛してない」にスポットをあてていますが、「DRAGON CARNIVAL」も含めどの曲も漏らさず、アルバム単体で聴いていただくのがいちばんかと。

yasuさん、雨の中ピアノを弾いている場合じゃありませんよ！ピアノのかわりにカゼひきますって！

そして純真なバラード曲であることは間違いありませんが、PVが色っぽいことも否めません。

びしょ濡れのyasuさんとランジェリー姿で眠る女性が妙にセクシーです。

曲自体と映像のギャップのもまた、愛と性欲の併存や矛盾を表現しているようですね。

別の歌詞の「愛してない」が存在するということは、ABCファンにとってはもはや今更論をもたないかもしれません。

Free LiveにてCD化される前に発表されたのが、別バージョンの「愛してない」ということになります。

イントロの助詞がわずかに変わっていたり、２番のAメロ部分は大きく改変されていたりと、音楽マニアであれば違いを押さえておきたいところですね。

こういう細かいところまで好奇心を広げることができてこそ、音楽好きを堂々と名乗れるのではないかという持論がありますが、このテーマは別の機会にとっておきましょう。

それでは「愛してない」の音源バージョンの歌詞から抜粋して、その内容をご覧いただくことにいたしましょう。

Aメロの歌詞は、恋人(もしくはちょっと訳アリな関係)と別れることへの覚悟からスタートします。

何度も足を運び愛をはぐくんだお馴染みの場所ではありますが、それも「今日で最後」ということで気持ちを整えるために「目を閉じ」るのです。