「みんなのうた」に使用された!

応援ソングを沢山作って来たベリーグッドマン

ベリーグッドマン【大丈夫】歌詞を徹底解釈!なぜ前へ進むの?一人で頑張っているあなたに聴いてほしい!の画像

ベリーグッドマンの曲は聴くと「元気が貰える」という定評のあるものです。

それは多くのアスリートが自身の応援曲だと公言しているということでも分かるでしょう。

そんな彼らがNHK「みんなのうた」のために新たに生み出した曲。

それが『大丈夫』というシンプルなタイトルの楽曲です。

同曲はタイトル通り聴いている私達へ寄り添うような、温かみのある仕上がりとなっています。

今回は『大丈夫』歌詞と、かわいらしいイラストで表現されたMVについて解説していきたいと思います。

それではまずはMVからチェックしてみましょう。

MVをチェック!

カエルが雨に降られ…

赤いハートがアップになった状態からMVは始まります。

徐々にその全体像が見え、実はそれはハート型の風船だということが分かりました。

それを持っているのはカエルに見える緑色(青?)の体を持った生き物。

ビルの屋上で佇んでいたカエルは踵を返してどこかへ去っていきました。

次に舞台のようなイラストへ切り替わり、「日が暮れた」ことが表現されます。

カエルは自宅へ帰ったのか部屋で一人膝を抱えて俯いた状態に。

手には昼間持っていた風船がありますが、空気が抜けかけてシオシオ…

シオシオの風船を虚しく見つめるカエルは、それに包帯を巻きつけてなんとか元の状態へ戻そうとします。

包帯の巻き付いた風船を抱きしめてギュッと目をつぶるカエル。

彼の上にはモクモクと雨雲が現れ、あっという間に土砂降りに。

ハート型の風船はその拍子にどこかへ飛んで行ってしまいました。

慌ててそれをカエルは追いかけます。

YouTubeで観れるMVは残念ながらここで終わっています。

フルVer.は「みんなのうた」で観られますよ。

風船が意味するのは

このMVで「ハート型の風船」が表しているのは「心」。

昼間色んなことがあったからか、それとも時間が経ったからかしぼんでいましたね。

カエルの心を表しているのだとすると、かなりデリケートな心なのだとも感じました。

風船を抱きしめているシーンは健気にも見えてかわいらしかったです。

雨が降ったことによって「もう耐えられない」とばかりに心がコントロールを失っているのが描かれていました。

「雨」は急にカエルへ襲い掛かった悲劇や障害などを表していると考えられます。

カエルに起こったことは誰にでも起こりうる出来事。

それにどう対処すればよいのか?ということを伝えるような出来事がきっと後半では展開するでしょう。

かわいらしいイラストでそれが描かれることによって、見る側も堅苦しくなく物語を見れそうです。

さて、かわいらしいMVをご覧いただいたところで、次は歌詞を解釈していこうと思います。

歌詞については現在YouTube動画で公開されている部分となりますので、ご了承ください。

歌詞を解説!

自分の味方は自分だけ

誰にも言えずに苦しんだ
誰にも見せずに涙した
誰にもわからない
でも僕は僕を信じる

出典: 大丈夫/作詞:不明 作曲:不明

この歌詞の主人公は辛く苦しい出来事を自分の胸の内に抱えています。

他人に共感されにくいことなのでしょうか。

もしくは「僕」に寄り添ってくれる他人が側にいないのかも。

じっと独りで黙って苦痛を受け止めているということが伝わります。

出だしから心配になってしまうないようですが、ご安心ください。

「僕」には唯一の味方がいました。

それは「僕自身」です。

何を言っているのか分からないという方もいらっしゃるでしょうが…

自分が苦しんでいる時に、必ずしも誰かが助けてくれるというわけではありません。

誰だって自分のことが一番大切…なのかもしれませんし、他人を助ける余裕がないのかもしれない。

そう考えると最終的に自分を守り、自分を助けるのは自分自身しかいないのです。

また、自分こそが自分自身の第一の理解者でもあります。

最近、セルフラブという言葉を聴くこともあるでしょう。

これは何もナルシストというわけではなく、自分の良い所に肯定的になり、前向きにそれを伸ばしていこうという考えでもあります。

また、自分の欠点も受け入れてありのままの自分をポジティブに捉えるという事。

そして、自分が苦しんでいるのであれば、それに耳を傾けて受け止めてあげることも時には必要です。

世界でたった一人になった気がして

寂しくなった

太陽が沈んでまた僕は寂しくなった
世界でたった一人になった気がして膝を抱えた
泣いてしまうと認めてしまう気がして
涙の代わりにため息をこぼした

出典: 大丈夫/作詞:不明 作曲:不明