AAA【Thank you】歌詞の意味を解釈！「6712声」って何のこと？離れていても繋がる世界！

過去への感謝を歌っていたこれまでの歌詞とは異なります。

ここからの歌詞は、未来のことです。

君が傍にいてくれたら、困難を乗り越えていける。

これからも僕らに力を与えて欲しい。

まさにAAAの心からのメッセージです。

しかし偶然にも震災の時期と重なったことで、歌詞には大きな付加価値が生まれました。

それは「命」という大切なワードです。

失ってしまった人を想い聴く人が多かったようです。

言葉は、時として大きく形を変え人の心に響きます。

AAAの「Thank you」は、運命的なリリースを迎えた曲なのです。

AAAはこれからも活躍していく。

これまでより広い世界にいくからずっと傍にいて欲しい。

そんな想いを感じる部分です。

こんなにもストレートにそして熱く求められると、彼らからはもう離れられなくなります。

AAAがこれからどんなに大物になっても、ファンとの繋がりを大切にする。

そんなことを歌に託したのではないでしょうか。

「変わらないまま行こう」とは、AAAのメンバーに語り掛けています。

謙虚な気持ち、勢いに乗ってきた自分達への戒めなのでしょうか。

君に寄り添うことが、何よりも大切、そして何よりも好きだといっています。

AAAの本質が垣間見える歌詞です。

彼ら自身、ファンの心をとても近くに感じたいと願っているのかもしれません。

「Thank you」で気になるのは謎の数字です。

だっちゃんこと日高光啓が歌うラップ部分に突如現れる2011と6712の数字。

実はこれは作詞した年（2011年）。

そしてツイッターで寄せられたファンのコメント数（6712件）。

作詞中に、使って欲しい言葉を募集したところ6712件ものコメントが集まりました。

これが謎の数字2011と6712の正体です。

歌の中に遊び心を入れ込みつつ、ファンとの繋がりも感じます。

ラップだからこそ、こんなユニークな歌詞をプラス出来たのでしょう。

今の時代は、携帯やメールなどで簡単に繋がることが出来ます。

例え海の向こうに離れていても、ネットで存在をすぐそばに感じることが可能です。

だっちゃんの元に寄せられたコメント……。

例え逢えない存在でも、寄せられた想いや声は歌詞にのせる。

そして、君の元へ届けてあげる。

AAAの姿は、未来的なファンとアーティストの姿なのかもしれません。

ラップ部分の歌詞はメンバーの日高光啓が担当。

彼はSKI-HIとして、独自に活動もしラッパーとしても知られています。

また「Thank you」以外にも、AAAの楽曲中でラップを多数手掛けました。

彼の書く詩は格別であると高い支持を得ています。