キラキラ光る思い出たち
涙の日もあったよね
大人になっても同じように
ずっとふたりで笑い合っていよう

出典: 私たち/作詞:Kana Nishino 作曲:GIORGIO CANCEMI

楽しいときも悲しいときも共に過ごした「私たち」の日々が想像できる歌い出しです。

この先も変わらない関係でいたいと願う、固い友情で結ばれた若い女性2人の姿が目に浮かんできますね。

気づけばいつも一緒だね
何もしなくてもただ楽しくて
愚痴ばっかりの長い電話も
あきれながら付き合ってくれる

うまくいかなくなるとすぐに
諦めそうになっちゃう私
だけど君の言葉一つで
どうして強くなれるの?

出典: 私たち/作詞:Kana Nishino 作曲:GIORGIO CANCEMI

ただ一緒にいるだけでラクになれる、そんな女友達。

恋にやぶれたとき、仕事がうまくいかないとき、愚痴を聞いてくれたり励ましてくれる、いつでも信頼のおける頼れる相手だということが分かります。

私以上に私のことを
知っているのは君だけ
泣きたい夜も 弱気な日も
ふたりならがんばれるよ
いつかふたり大人になっても
同じように笑い合おう
これから先それぞれの道を歩いても
どこにいても you are the one

出典: 私たち/作詞:Kana Nishino 作曲:GIORGIO CANCEMI

自分よりも自分のことをわかってくれている「君」とは、どういう意味なのでしょうか?

自分では気付かない長所や短所、クセなどもすべてお見通しなのが、いつも近くにいる親友なのかもしれません。

女同士にしか分からないことも多いものです・・・家族にも恋人にも誰にも見せたことのない素顔だけど、2人だけはお互いに知っているんだ、という友情と強い絆が感じられますね。

仕事や結婚でこれまでのように一緒に過ごす時間は少なくなっても、「君」がかけがえのない唯一無二の存在であることはこの先も変わらないのでしょう。

作曲はGIORGIO CANCEMI

西野カナ「私たち」作詞も手掛ける彼女の歌詞に迫る!作曲はGIORGIO CANCEMIの画像

「私たち」の作曲を手がけたGIORGIO CANCEMI(ジョルジョ・カンチェーミ)さんは、作曲のほかにも作詞や編曲など多方面で活躍するアーティストです。

イタリア人の父と日本人の母を持ち、小学生の頃からHIP HOPを聴いて育ったという経歴の持主で、自身のソロプロジェクトや数々のユニットにおける活躍のほか、プロデューサーとしても実力を発揮するなどマルチな活躍を見せています

西野カナさんをはじめ、倉木麻衣さんや超新星など多数のアーティストの楽曲に携わっており、これまでプロデュースした楽曲は何と1000万ダウンロード数を超えています

最後に

女同士だからこそ生まれる絆や友情がテーマの「私たち」、いかがだったでしょうか?

忙しくてなかなか話せないけど、久しぶりに親友と他愛もないおしゃべりに興じたくなる・・・そんな心あたたまる1曲ですね。

実はこの「私たち」は、結婚式のシーンでも大人気なんです。

たとえば新婦の友人によるスピーチや、会場で流れるビデオメッセージなどで、多くの人たちに選ばれている定番曲となっています。

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