「あの人」と「アナタ」とは……
RADWIMPSを紹介していく上で、4枚目のアルバムまでは野田洋次郎さんが当時交際していた彼女に捧げた楽曲だと書かせていただきました。本当に素敵なエピソードですよね!
アルバムには収録されていないものの、こちらの曲も「あの人」と言うのは当時交際していた彼女さんのことを指しているのではないでしょうか?
また広くには皆さんの「好き」と言う想いを抱く人や交際相手さんのことを指しているのではないでしょうか?
では「何十年後かに『君』と出会っていなかったアナタ」って誰なんでしょう?それは、その大事な人と出会っていなかった場合の自分自身ではないでしょうか。
野田 洋次郎の考える祈跡とは……
恋愛とは楽しいこともあれば、別れもあり、辛いことも沢山ありますよね。片思いならもっとです。
上手く行かなければとっても悲しいし、伝えられずに終わる想いもあるかもしれません。
でも、じゃあその未来を分かって居たら、その人のことを好きにならないようにしようと考えたかと聞かれると皆さんきっとそうじゃないのではないかと思います。
やっぱり、悲しい想いをすると分かっていてもその人を好きになって、同じ人生を送るんだと思います。それが心の存在することによる素晴らしい奇跡であり、心の辿って行く軌跡であり。
いつかその時の気持ちを忘れて他の誰かを好きになったとしてもそれは遠回りじゃなくて全てがとても素敵なことだったんだよと。
それが未来の自分への手紙であり、この楽曲を聴いた皆さんに伝えたかったことなのではないでしょうか?
そんな切ない野田洋次郎さん作詞作曲「何十年後かに『君』と出会っていなかったアナタ」。是非一度、聴いてみてください!
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