RADWIMPS版ゴスペルロック? 「七ノ歌」を紹介
ゴスペルとは?
ゴスペルはwikipediaによると、本来はキリスト教プロテスタント系の宗教音楽です。
クラッシックがローマ時代、キリスト教と深く結びついた音楽だったように、音楽と宗教には密接な結びつきがあります。
奴隷としてアメリカ大陸に連行されたアフリカ人は、独自の言語、宗教などを剥奪されました。
彼らは苦しい状況の中で救いとしてゴスペル(福音)と出会い、キリスト教への改宗をし、神を賛美したそうです。
奴隷としてアメリカ大陸に連行されたアフリカ人は彼ら独自の言語・宗教などをいっさい剥奪された。その苦しい状況下で、彼らのうちのある人々は、救いを与えるゴスペル(福音)と出会い、キリスト教への改宗を経て、神に彼ら独自の賛美をささげるようになった。こうしてアフリカ特有の跳躍するリズム、ブルー・ノート・スケールや口承の伝統などとヨーロッパ賛美歌などの音楽的・詩的感性が融合してスピリチュアル(黒人霊歌 negro spiritual [1]とも言う)という現在のゴスペルの基調となる音楽が生まれた。後年になってジャズやロックなど様々なジャンルと結びついてその音楽性は今も進化し続けている。
このゴスペルなどは元々、キリスト教的音楽としてのクラッシックからジャズ、ロックなどとともに派生していった音楽だと言えます。
宗教に宗派があるように、音楽も分派しながら、それぞれの人間の多様さを表出していると言えます。
ゴスペルがただアフリカンに与えられたものではないと筆者は考えます。
剥奪されたアフリカのリズムや歌と西洋音楽がきっとどこかでは混じりあっている。
アフリカンの西洋化には難しい問題がたくさんありますが、新しい祝福的な音楽が生まれたことは間違いないと思います。
Soweto Gospel Choir「Oh Happy Day」

アフリカンなリズム性と魂から生まれるソウルフルな歌唱。
何をゴスペルと捉えるか言葉にすることは難しいのですが、「Oh Happy Day」は馴染深いゴスペルソングではないでしょうか?
RADWIMPSの「七ノ歌」は、ゴスペルやロックなどルーツを感じる音楽性が魅力です。
「七ノ歌」のタイトルの意味は? 歌詞に迫る
Talking to my favorite songs and I'm about to fly
I wish that I'd be there next to closest by your side
‘So am I’. Well, who am I?
出典: 七ノ歌/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎
<和訳> 好きな歌と語り合いながら、僕はいってしまいそう。 君のそばであっちにいきたいと思っている。 「私もだよ」 でも私って誰?
Reality knocks on my door and I'm about to cry
I tried to shut down the world but it's time to say good-bye
You and I will live and die, well so what
出典: 七ノ歌/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎
<和訳> 現実的なことが、ドアをノックしてきて、僕は泣いている。世界を閉ざそうと試みたが、さよならを言う時間がきた。 君と僕は生きて、死ぬ。だから何だ?
Cuz I wanna be with you
Cuz I wanna be with you
Cuz I wanna be with you
Until I die
出典: 七ノ歌/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎
<和訳> 僕は君といたいから。 死ぬときまで。
別にこれと言っていい顔だなんて 思ったことはないんだけど
誓ってそれはないけど まぁ一度くらいなら あるかもしれないけれど
ただそんなことはどうでもよくて お前がこの顔好きだって
言ってくれるから 褒めてくれるから そこんとこはオトンとオカンに
感謝です ほんと感謝です この俺の好きな人の好みに俺を
作った二人は天才です どうやったらんなことできるんですか?
出典: 七ノ歌/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎
だって地球で一番大切な人の地球で
一番大切な人になれた俺は地球で一番...
この先は言わなくたっていいんだ 俺が思ってるだけでいいんだ
誰かと張り合うつもりもないし だけど負ける気もさらさらない
から言っちゃおう やっぱ言っちゃおう でもどうしよう やっぱやめとこう
出典: 七ノ歌/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎