My Hair is Bad「mothers」をトレーラー動画で解説！全曲レビューで"進化"を感じて

今回紹介するのは2017年11月22日にリリースされた、My Hair is Bad（以下マイヘア）の3rdアルバム「mothers」です。

3rdアルバムと言っても、メジャーに移行してからは2枚目の今作。

通常ならメジャー2ndなどと銘打つアーティストも多いですね。

しかし公式サイトを覗いても3rdアルバムと言い切っている彼ら。

「舞台が変わっても自分たちのやることは同じ」とでも言っているようです。

良い音楽を作って聴いてもらうこと。

アーティストのやることというのは、究極何処へ行ったって変わりません。

インディーズ時代から変わらず支持されてきた彼らの音楽を今作からも垣間見えることでしょう。

「マイヘアと言えば恋愛の歌」と言ってもいいほど、彼らは数多くの恋愛の歌を残してきました。

しかも彼らのそれは歌だからと言って綺麗に飾ったりせず、ありのままを表現したもの。

等身大だからこそ胸に響くそのメッセージが、彼らの魅力の一つでもあります。

アルバムタイトルにしても、前作は「woman's」。

そして今作は「mothers」と、女性を意識したタイトルが続きます。

しかし今回タイトルになっている「母」は、今までのそれとは明らかに別物。

母には守るべき存在が居ます。

そんな成熟した女性を対象に彼らは何を思い、何を歌うのでしょうか。

そのタイトルからも、今作への期待が高まります。

アルバムのリリースにあたって注目を集めたのはそのジャケットです。

テーマは「オトコなら絶対に二度見する」というもの。

確かに、スカート姿の女性たちを下から写したそれには男のロマンが詰まっていますね。（笑）

しかしそこにいやらしさはなく、飽くまでもいたずらっ子といったイメージで微笑ましくすらあります。

そんなアーティストだからといってかっこつけない姿が、いかにもマイヘアらしいですね。

ここで収録されている曲目をチェックしておきましょう。

収録内容は全部で13曲。

2017年9月6日にリリースされたスプリットシングル「運命/幻」ももちろん収録されています。

残りの11曲は全て新曲とボリューミーな内容。

前作から約1年の経験値がふんだんに込められていることでしょう！

続いてはアルバムのトレーラー映像を紹介しておきましょう。

約五分半の映像でアルバムをつまみ食い！

これを元に楽曲解説も行っていきます。

映像は曲目に合わせてヴォーカルの椎木知仁がスケッチブックをめくっていくというもの。

スケッチブックとカメラがあれば、今すぐにでも撮れてしまいそうなこの内容。

そんな簡素さもご愛敬。楽曲の良さが伝わるのならそれで十分といったところでしょう！

逆にわかりやすくていいのではないでしょうか。

最後に顔が映されてはにかむ姿もラフな感じでマイヘアらしいですね。

さて、いよいよここから「mothers」の収録曲をレビューしていきましょう！

それぞれからマイヘアの進化を感じていただけるはずですよ。