零れありぬこの声が 掠れ立ちぬあの歌が 風にたゆたうなら あなたへと届いてくれ
さよならも言えぬまま 一つ報せも残さずに 去り退いたあなたに 祈りを送りながら

出典: 海と山椒魚/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

しとど晴天大迷惑

叩きつけるような怒涛のライム、アップテンポのギターロックと、米津玄師らしさ」に溢れたナンバー。

ついつい“パーパラッパー”は歌いたくなっちゃいますよね。

まだまだ売れる前の、くすぶっていた時代の米津玄師のギラギラしたハングリー精神が垣間見えるような楽曲です。

男らしくって、ちょっと色っぽいんですよね、声も曲も。

こちらのリンクがもうちょっと詳しいので、良ければチェックしてね。

デジタルサウンドを使いこなす現代音楽の旗手・米津玄師。 そんな彼の隠れた名曲「しとど晴天大迷惑」に迫っていきたいと思います!

燦々照らす太陽背負って 今日もいい天気 遊びに行こうぜもっと間違い犯して
狭い隘路を通り過ぎ行けば 散々痛い目に目に遭った毎日を消して
もう二度としょうもない嘘なんてないように いらんもんから全部捨てていけ

出典: しとど晴天大迷惑/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

1位「BOOTLEG」

【米津玄師のおすすめアルバムランキング】最初に聴くべきアルバムをファンが厳選して紹介!【必聴】の画像

そして1位はやっぱりこの1枚。

2017年11月にリリースされたばかりで現在もぐんぐんセールスを伸ばしている4枚目のアルバムです。

タイトルの意味はなんと“海賊版”。

自らも大の音楽フリークであり、ジャンルレスに膨大な音楽を聴く米津玄師

そんな彼が多くの楽曲からインスピレーションを受け、そんな楽曲へのオマージュと愛をささげて作った楽曲を収録した今回のアルバムを、米津玄師なりのエッジで表現したタイトルです。

だからこそ、かなりバラエティに富んだ楽曲が収録されており、一枚で何度も美味しいお得な一枚という印象です。

収録曲は以下の通り。

1. 飛燕
2. LOSER
3. ピースサイン
4. 砂の惑星 (+初音ミク)
5. orion
6. かいじゅうのマーチ
7. Moonlight
8. 春雷
9. fogbound (+池田エライザ)
10. ナンバーナイン
11. 爱丽丝
12. Nighthawks
13. 打上花火
14. 灰色と青 (+菅田将暉)

出典: https://www.amazon.co.jp/BOOTLEG-%E6%98%A0%E5%83%8F%E7%9B%A4-%E5%88%9D%E5%9B%9E%E9%99%90%E5%AE%9A-DVD%E4%BB%98%E3%81%8D-%E7%B1%B3%E6%B4%A5/dp/B0756GBBFW/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1514093447&sr=8-1&keywords=%E7%B1%B3%E6%B4%A5%E7%8E%84%E5%B8%AB%E3%80%80

LOSER

クールなダンスを披露したMV5400万回以上再生される大ヒットナンバーであるこちらは、ダーティーな雰囲気と疾走感を同居させたダンストラック。

ヒップホップな要素もふんだんに取り入れながらも、ミニマルでクリーンなテクノっぽさや、R&Bの色気も感じる傑作です。

この曲聴いちゃうと、現代の邦楽の頂点は米津玄師かもと思ってしまいます。

凄すぎる。

アイムアルーザー どうせだったら遠吠えだっていいだろう
もう一回もう一回行こうぜ僕らの声
アイムアルーザー ずっと前から聞こえてた いつかポケットに隠した声が

出典: LOSER/作詞:米津玄師 作曲:米津玄師

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Moonlight

今回のアルバムが1位である理由は、先述したジャンルがばらばらの楽曲が同居しているから、つまりは「多様性」なんですが、その最たる楽曲がこのMoonlightです。

自らもフェイバリットにあげるフランク・オーシャンの影響を強く感じるこの曲は、超クールなR&B

アルバムの中でも最後にできた曲であるというこの楽曲は、彼が今一番何を「かっこいい」と思っているかが伝わってくるよう。

なにより筆者がいちばん好きなのはこの曲なんです…めちゃくちゃDOPEなリズム感、たまんないね…。

春雷