「OHANA feat. ALEXXX」について
「OHANA feat. ALEXXX」ってどんな楽曲?
「OHANA feat. ALEXXX」は2011年5月にリリースされた1stフルアルバム『OHANA』に収録されている楽曲です。
そもそも、平井さんは2018年4月時点でまだたくさんのシングルをリリースしているタイプのアーティストさんではないんですね。
楽曲をアルバムで発表するタイプの方なので、オリジナルアルバムは2018年夏で7枚目となりますが、シングルは盤とデジタル配信を合わせても3タイトルだけなのです。
そんな平井さんの楽曲は、今回ピックアップしている「OHANA feat. ALEXXX」だけでなく、どの曲もほとんどがアルバムを聴いていてい気に入った!という感じ。
「OHANA feat. ALEXXX」も歌詞とメロディの良さで、アルバムを聴いた人が“これは一押し”と口コミで広がった感じです。
「OHANA feat. ALEXXX」のPVはある?
平井さんの楽曲はYouTubeの公式チャンネルで結構たくさんのPVがアップされています。
しかし、残念ながら「OHANA feat. ALEXXX」に関しては公式の動画は見つかりませんでした。
ただ、ライブの様子をアップしている動画はあったので、今回はそちらをご紹介。
ちょっと音質や画像が鮮明ではありませんが、楽曲の雰囲気のようなものはこの動画からも読み取れるはず。
アルバム『OHANA』とは
「OHANA feat. ALEXXX」が収録されている1stフルアルバム『OHANA』は、一般に対してほぼ無名のアーティストだったにもかかわらず、オリコンチャートでは39位を獲得!
口コミやラジオなどでかけられることをきっかけにじわじわと人気を伸ばしたという話があります。
アルバムには9つのトラックが入っており、ゆったりとリラックスできる雰囲気は今と変わらず、平井さんの色が美しく出ている作品と言えるでしょう。
タイトルに込められた意味は?
平井さんはハワイの音楽や精神性を大切にしているのですが、「OHANA feat. ALEXXX」など、楽曲やアルバムのタイトルにもそうした精神性を反映していることが多々あります。
ここからは楽曲タイトルの「OHANA feat. ALEXXX」について、深読みしていきます!
“OHANA”には特別な意味がある??
日本にはハワイが大好き!という人も多いですし、有名なディズニーアニメ「リロ&スティッチ」でも“OHANA=オハナ”という言葉は頻繁に登場しますから、すでに意味を知っている人も多いはず。
そうです、OHANAとは家族を意味するハワイ語なんですね。
ただ、ここで1つ大事にしたいのは、OHANAは血縁関係のある家族だけを指すのではないということです。
親戚や世代を超越した家族(祖先などですね)も含むこともあり、その意味はかなり広め。
しかしどんなに家族の線が広がったとしても、根底にある“家族とは大切な存在である”という考えは変わりません。
この楽曲の歌詞については後述で詳しくお伝えするのですが、その歌詞を読むとどうしてこの楽曲が“OHANA”というタイトルになったのかわかると思いますよ♪
感涙!「OHANA feat. ALEXXX」の意味を紐解く
ここからは「OHANA feat. ALEXXX」の歌詞を紐解いていきたいと思います。
優しく芯の通った言葉は、今の混とんとした世界事情だからこそ、広く世界に響いて欲しいと思えます。
歌は国境を越える
※
Everybody Singing LaLaLa…
世界中が手を取り合って歌を歌うんだ
Everybody Singing LaLaLa…
みんなOHANA 笑顔 絶えない家族になろう
※
僕らはこの島に産まれて 息をして命咲かせる
朝目覚めて お日様浴びて それが幸せだと気づく
なのに何で? 人は争い合うの?
みんな本当は優しいのに
※繰り返し
出典: OHANA feat. ALEXXX/作詞:平井大・本村康裕 作曲:平井大・本村康裕
もし世界の多くの人が、素朴な幸せで満ち足りることができれば、人間同士傷つけあう戦争というものは非常に少なくなるのかもしれません。
しかし実際には暮らす場所が異なるだけで価値観も社会的背景も全く異なってくるので、お互いの“正義”が変わってきます。
このため、世界では今もお互いの正義を信じて戦争が繰り返されます。
なんで人は争いあわなければいけないのか……この答えは本当にシンプルなのはずなのに、なぜかとても複雑化して、今ではもうシンプルだった最初の糸は見えない状況です。
きっと人は個人で付き合えば戦争にならないこともあるでしょう、なのに、なぜ。
“みんな本当は優しいのに”そして“みんなOHANA 笑顔 絶えない家族になろう”という言葉が国境を越えて誰しもの胸に響けば、少しくらい世の中は変わるのかもしれませんが……。
ただ、もし微力であったとしても、国境を越える力を持つ“歌”は、私たち人間がお互いに傷つけあいすぎないための最後の砦となり得るかもしれませんね。