暗く悲しい現実
子供達が知る現実とは
子供達は無邪気な目で大人達を疑いだし始めた oh oh
許し合える?愛し合える?抱き合えたら2人ひとつになれる? No No
出典: Dancin' Dancin' feat.TERU(GLAY)/作詞:TAKURO 作曲:阿信
子供のころは大人になったら好きなことをしたい。
この職業に就きたい、スポーツ選手になりたいなどの夢があったはずです。
しかし、子供達は現実をよく見ています。
周りの大人達を蝕む、暗く悲しい現実。
その様子をみて、子供達はもしかしたら夢は叶わないかもしれないと思い始めます。
大人達に色々聞いてみたのかもしれません。
その質問をされた暗く悲しい現実を送ってる大人達は、子供達になんと答えたのでしょう。
「夢なんか叶うわけがない!」と、言ったのかもしれません。
または、子供達に「そんなことはないよ」と嘘をついたのかもしれまん。
もし、嘘をついてもおそらく子供達は見抜いているはずです。
子供達は嘘だらけの現実があることを、こうして知るのでしょう。
誰もが騙し騙されて 街の闇に変わるのさ
君は‥君だけは 愛のまにまに
出典: Dancin' Dancin' feat.TERU(GLAY)/作詞:TAKURO 作曲:阿信
嘘だらけの現実。
誰もが欺瞞を感じたり陥れようとされているのかもしれません。
そして、自分が欺かれる度に闇のような絶望を感じるのでしょう。
それは抗えない暗い現実です。
でも、自分が愛している人だけは幸せがあるのだと信じていて欲しい。
そう願っているのでしょう。
裏か表かわからない明日
明日はバラ薔薇バラかも知れずに
僕はまだまだ永久(とわ)を信じてる
地球(ほし)はギリギリ 音をたてながら
最後の最後 何を語るのか?
出典: Dancin' Dancin' feat.TERU(GLAY)/作詞:TAKURO 作曲:阿信
何があるのか分からないのが人生です。
体が引き裂かれるような辛いことがあるのかもしれません。
また、薔薇が咲くような幸せがあるのかもしれません。
バラバラと薔薇の言葉の掛け合わせ。
この歌詞は、人生は良いことも悪いこともあるという二面性を伝えているのではないでしょうか。
だから明るい未来があると信じて生きていける。
人間にはそんな二面性があるのでしょう。
そんな矛盾を抱えた人間達を乗せて地球は回っています。
地球の長い歴史から考えれば、人間などとても小さな存在です。
そんな人間たちが地球から見れば滑稽に見えるのではないか?
そんなことを思っているのかもしれません。
それでも人は砂漠の中に宝石 探してる
出典: Dancin' Dancin' feat.TERU(GLAY)/作詞:TAKURO 作曲:阿信
地球から見れば小さな存在である人間。
でも、未来はあると小さな希望にすがって生きています。
その希望は、砂漠の砂の中で探し物をするくらいの事なのかもしれません。
もうひとつの歌詞の解釈とは?
幕開け!これがMayday!
この歌詞はもうひとつ解釈ができるように感じます。
それは、Maydayを紹介する歌詞としても解釈できるのです。
冒頭の風が吹いて、仰いだ空に広がる雲の下。
そこには誰がいるように思えます。
そして、その光景はまるでこれから始まる冒険を示唆している様に受け取れるのです。
冒険とはつまり、Maydayにとって日本デビューのこと。
この歌詞はMaydayが日本デビューという冒険に旅立つという意味に取ることができます。
元気のない人や、生活に疲れた人にも、その心が潤うようにMaydayが元気を届ける!
そしてその音楽は一度聞くと、体に溶け込んでいく。
一度聞くと魅了されてしまう。
Maydayの音楽にはそんな魅力がある。
そんな意味がこの歌詞には込められている様に感じます。
そして、暗いニュースや悲しい出来事が起きる今の世の中。
その世の中を照らす火の玉がMaydayだと。
悲しみや哀愁などが感じられる歌詞に、デビューという名の冒険という含みを持たせている歌詞。
日本デビューにふさわしい楽曲としても歌詞ができているのではないでしょうか。