宇宙というのは人類にとってまだまだ未開の地です。

冒頭でも触れましたが、手が届かないからこそその存在が奇跡的に感じるのでしょう。

考えてみれば人間という生き物は、その宇宙以上に奇跡的な存在です。

元を辿れば同じだと言っても、星はその輝きを見て人間と同じように美しいと思ったりはできません。

感情は人間だからこそ持ち得た奇跡の産物なのです。

そして感情は後世に残すこともできないそのときだけのもの。

最終的にこの曲が言いたかったことは、今感じていることのかけがえのなさなのでしょう。

神秘的に見えるものと比べることであらわになる奇跡

今という時間は今しか感じられない。

自分の感じていることは自分にしか感じられない。

これらの大切さはよく語られています。

この曲ではそれに加えて星や化石など、普段神秘的に見えるものを引き合いに出すことでさらに説得力を持つメッセージになっていますね。

今という時間を大切に

今回は藍坊主の「星のすみか」について、歌詞を中心に紹介して参りました。

哲学的な視点で考えれば考えるほど、人間とは奇跡の塊のような生き物です。

抜きんでた才能なんてなくても、生きている時点でそれぞれが特別な存在。

そう思うと、今という時間をもっと大切に生きなければいけないなと再度思わされます。

一風変わった切り口で表現される歌詞の内容に、藍坊主というバンドの奥深さをさらに思い知らされることになりました。

このバンドも2019年はデビューから数えて15年目を迎えます。

今後も息の長いバンドとして、日本の音楽シーンを支えていってくれることを願うばかりです。

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藍坊主が好きだという方にオススメなのはTHE BACK HORN

彼らも藍坊主と同じように地道にコツコツと歩みを進めて来たロックバンドです。

この二組は日本のロックシーンを長くになっていく二組ではないかと感じます。

言わば邦楽ロックの背骨のような存在。

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