大原櫻子『ひらり』について語ったこと
大原櫻子自身は『ひらり』についてどう思っているのか、2017年3月8日のオリコンニュースのインタビューで答えていますのでご紹介しましょう。
「私の名前と同じ“桜”の歌なので、大事にしようと思って温めていた曲なんです。」
「これまでのどの曲よりもメロディがゆっくりなので、情感を入れないと埋まらないというか。」
また親友の広瀬すずが、主演の映画『チア☆ダン』の中で頑張っている姿に感動し、大泣きしたエピソードも明かしています。
楽曲自体は映画化される1年半前には構想を練られており、どちらかというと大原自身のイメージソングのような立ち位置だったわけですね。
映画『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』とは
本作は主演に広瀬すずを迎えた邦画で、2017年3月11日に公開されました。
興行成績はまずまずといったところ。東宝調べによると、上半期作品別興行収入 (10億以上)で本作は興行収入13億円をたたきだし、11位にランクインしています。
これに味をしめたのか、二匹目のドジョウを狙ってなのか、2018年にはTBSでドラマ化が決定されています!
この映画、実話をもとにしています。2006年に創部の福井県立福井商業高校チアリーダー部(JETS(ジェッツ))が2009年の全米チアダンス選手権で優勝するまでの涙と感動のリアル青春ストーリー。
ちなみに同部は2009年から2016年現在まで通算6回の優勝を誇っています。恐るべき強さですね!
映画には大原も出演している。
ヒロインの広瀬すずに加え、コーチ役に天海祐希を迎え、そのほかにも人気若手俳優陣が名前を連ねます。中条あやみに真剣佑、福原遥・・・・・・。そこに大原も俳優として出演しています。
親友の広瀬すずと同じシーンは無かったものの、ダンス経験を買われての出演。
しかしながらチアダンスという特有のスポーツなだけに、本人的には不慣れな点も多分にあったようです。主題歌ほどうまくいった感がなかったかも。
気になる歌詞をチェック!
『ひらり』は桜の花びらの散る様子を示しています。さらに桜から連想される「春・別れの季節・卒業」がテーマと言えそうです。
私たちは またここで会えるのかな
写真撮ったり ふざけあったり
「いつもと同じ」がせつない
終わりじゃなくて はじまりだと人は言うけど
また春が来て 時が流れても
ここで咲いた日は変わらない
さくらの花ひらり 君の横で揺れている
今この瞬間をひとつひとつ忘れない
出典: https://twitter.com/sakura3939ko/status/832583635773448192
同じ季節を迎えて同じ花を見ても、かつて見た特別の景色と同じではない。卒業とか別れとか、そういったものは特別なのですね。かつて一緒にその景色を見た人は、今はそばにはいないのですね。
今なら言えるよ 伝えたい大切なこと
夢を追いかけて 誰かを愛して
傷ついて人は輝けるよ
さくらの花ひらり 今年も街を染めるよ
今ごろ君はどこでなにをしているの
なんてことない時でも
笑っている声が聞きたいな
君が見ている同じ青空
見上げているよ
出典: https://twitter.com/lovin_u_xo/status/850217534028562434
会えずにいる懐かしい人のことを思う気持ちが切々と語られていますね。これを情感込めて歌われたら、涙が出て来てしまいそうです。
さくらの花ひらり 僕らの横で揺れていた
眩しい季節をそっとそっと思い出す
泣きたくなった時は
ここに帰ってくればいい
君と見ていた同じ景色が
変わってしまっても
君と見ていたさくらの花は
今年も咲くから
出典: https://twitter.com/fuu_asunareo17/status/910643574416408577