「1/6000000000」とは
「九州男」というアーティストをご存知でしょうか。
読み方が難しい名前ですが、「くすお」と読みます。「きゅうしゅうおとこ」ではありませんので、ご注意を!
今回は、九州男の「1/6000000000」をご紹介していきます!
九州男メジャーデビューシングル!
「1/6000000000」は、2008年2月6日にリリースされた九州男のメジャーデビューシングルです。
このシングルの正式なタイトルは「1/6000000000 feat.C&K」です。
実は、デビューシングルにもかかわらず「C&K」とコラボした楽曲という珍しいパターンです。
兼ねてから親交のあった九州男とC&K。
このシングルがリリースされた時には、C&Kはインディーズで活動をしていました。
いわば戦友とも呼べる友のために、人肌脱いだということですね!
そんな「1/6000000000」ですが、オリコン週間チャートでは初登場12位と高成績でした。
デビューシングルと考えれば、すごいことですよね!
またTBS系列「COUNT DOWN TV」のオープニングテーマにも起用されています。
深夜の音楽番組の代表ともいえる番組です!
華々しいデビューを飾った九州男の「1/6000000000」を詳しくご紹介していきます!
そもそも「C&K」とは?
CLIEVY(クリビー)とKEEN(キーン)からなる男性二人組シンガーソングライターユニット。
出典: https://c-and-k.info/profiles
スーパーハイトーンボイスという高音の声を持つCLIEVY。
そして、包み込むようなシルキーボイスという声を持つKEEN。
この2人の歌声は、聴く者を魅了する美しいハーモニーが特徴です。
紅白歌合戦への出場を目標に、ライブ活動を中心にファンを多く獲得しています。
また、九州男とは2012年に「ハジメノヨンポ」というユニットを組んでいます。
このユニットは、九州男・C&K・ハジ→の4人からなるユニットです。
いずれのアーティストも同じ事務所所属ということもあり、親交は深いようです。
そんなC&Kが今回の「1/6000000000」という曲に参加した、ということですね。
ちなみに、C&Kのオリジナル曲としてこの曲のアナザーサイドストーリー曲を制作しています。
それが「続→60憶分の1」です。
こちらの曲は、コンパイル盤アルバム「It's CK」に収録されていますので、併せてチェックしてみて下さい!
感動のラブソング歌詞を大解剖!
君の存在
枯れ果てた心に潤いを与える
俺の隣でそんな存在でいてくれと願ってる
疲れ果てた言葉に合わせ愛を奏でる
安らぐ木陰で 君のおかげで明るい明日を描ける
出典: 1/6000000000 feat.C&K/作詞:九州男・C&K 作曲:九州男・C&K
これは冒頭の歌詞です。
「俺」にとって「君」の存在の大きさがわかる歌詞です。
きっとこの主人公の男性は、癒しや安心感を「君」に求めているのでしょう。
そして男性の目線からみた「君」の存在理由や対する想いなどが感じられる歌詞です。
どんなに疲れていた時でも、傍にいてくれるだけで幸せな気持ちになるということですね。
運命の相手
ずっとこのまま二人で ありのままの笑顔で
共に歩いていけるよう 心に強く誓うんだ
世界で一番素敵な60憶分の1の君と出会えた奇跡を
俺は永久に守るから
出典: 1/6000000000 feat.C&K/作詞:九州男・C&K 作曲:九州男・C&K
ここではタイトルにもある「1/6000000000」の意味が記されています。
世界の人口を合わせると、現在(2018年3月)はおよそ75億人といわれています。
この曲がリリースされた頃の人口は、およそ70憶人弱ぐらいです。(2011年で70憶人なので。)
また1998年のデータを見てみると60憶人となっています。
これを考えると1998年のデータを見て、世界人口の60憶人という表現を使用したのかもしれませんね。
そして、そんな多くの人々の中から、たった一人の運命の相手を見つけ出したのが「君」ということになります。
この確率って本当に奇跡ですよね!まさに運命!
何気なく出会った2人が、生涯共に生きようと決めることって簡単なことのようで、すごいことなんです!
それをしっかりと心に刻みながら「君」を守っていくと決意した様子が描かれています。
歌手としての自分
歌に乗せた想いが君の胸に届くよう
俺の声続く限り 心のままに唄うんだ
世界で一番素敵な60憶分の1の君と出会えた奇跡を
俺は永久に守るから
出典: 1/6000000000 feat.C&K/作詞:九州男・C&K 作曲:九州男・C&K
これは、九州男とC&Kの双方にも当てはめられる歌詞ではないでしょうか。
大切な人のために、歌い続けるという決意が感じられます。
それは恋人だけではなく、ファンや家族・仲間などに向けての言葉のようにも感じます。
全身全霊をかけて歌い続ける!という気持ちが伝わってきます。
なんとも男らしい素敵な方たちですよね!