「ALL TIME BEST~福耳 20th Anniversary~」に収録!
初のオールタイムベストアルバム!
「八月の夢」は、2018年8月22日にリリースされる「ALL TIME BEST ~福耳 20th Anniversary~」に収録される楽曲です。
生粋のシンガーソングライターを数多く抱え、事務所全体に多くのファンを持つオフィスオーガスタに所属するアーティストが集ったユニットが福耳。
そんなスペシャルなユニットである福耳の結成20周年を祝うアルバムこそ、この「ALL TIME BEST ~福耳 20th Anniversary~」なのです。
20年の軌跡の中で、オールタイムベストアルバムのリリースは初めてのことで、そのリリースには注目が集まっています。
収録曲をチェック!
それでは、収録予定の楽曲を見ていきましょう。
星のかけらを探しに行こう Again
10 Years After
SUMMER of LOVE
ALL OVER AGAIN
惑星タイマー
DANCE BABY DANCE
夏はこれからだ!
LOVE & LIVE LETTER
ブライト
Swing Swing Sing
イッツ・オールライト・ママ
八月の夢 (作詞・作曲:岡本定義(COIL)、サウンドプロデュース:スキマスイッチ
出典: http://www.office-augusta.com/fukumimi/
2018年7月27日現在では、全12曲が収録される予定と公表されています。
1999年にリリースされた「星のかけらを探しに行こう Again」からスタートし、参加メンバーを変えながらも地道に活動を続けてきた福耳。
2017年には、浜端ヨウヘイや松室政哉など新人も加え「ブライト / Swing Swing Sing」をリリース、さらに、2018年4月12日には「イッツ・オールライト・ママ」をリリースしました。
以上のような、これまでの全シングル作品を一挙収録し、この20年の歴史をこの1枚で振り返っていきます。
その中でも「八月の夢」は、2018年にデビュー20周年を迎えた岡本定義(COIL)とデビュー15周年を迎えたスキマスイッチのアニバーサリー組がタッグを組んだ意欲作です。
また、この楽曲は福耳のメンバーである杏子・山崎まさよし・元ちとせ・スキマスイッチ・秦 基博の5人がボーカルをとっています。
オフィスオーガスタと言えば、何と言っても「声」が武器のシンガーが多いことが特徴として挙げられます。
そんな「声」が魅力的な5人が集結し、それぞれにしか出せない味のある歌声を繋いでいく注目の新作が「八月の夢」なのです。
スキマスイッチがサウンドプロデュース!
デビュー15周年!
また、この作品が注目されている要因の1つにスキマスイッチによるサウンドプロデュースという側面があります。
前述もしましたが、2018年に彼らはデビュー15周年を迎え、いよいよベテランの域にまで足を踏み入れました。
アニバーサリーイヤーとなっている2018年は「新空間アルゴリズム」という新作のアルバムをリリースし、リリースツアーも敢行しています。
15周年を迎え、原点回帰をテーマにまた新たな境地を開拓した彼ら。
そんな彼らだからこそ、作り上げることのできるサウンドに非常に注目が集まっています。
少し悲しい歌詞の意味を徹底解釈!
感謝の気持ちを大切に
気怠く物憂げな午後 転寝で微睡んだ
夢と現の間を何度も行ったり来たり
居眠りをしてるうちに百年がたってしまったよ
夢の中で見た夢は夢から醒めるって夢だった
夢じゃないよね? ほんのちょっと頬をつねってよ
出典: 八月の夢/作詞:岡本定義(COIL) 作曲:岡本定義(COIL)
まずは、導入部分です。
なんとも儚くて、夢の中をフワフワと漂うような冒頭になっています。
転寝をしながら、現実と夢の狭間を行ったり来たりする様子からは、ここまでの福耳の20年間の思い出が回想されていくような感覚を覚えます。
20年もの間、第一線で音楽を生業として活動していくのは、とても難しいことであり尊いことです。
その間にはきっと理想と現実の狭間で葛藤もあったことでしょう。
しかし、時は留まることを知らずにどんどん過ぎていきます。
ジレンマを抱えながらも、音楽家として夢を追い続け、気が付けば20年経ったという感慨にも近いものをここの歌詞からは感じます。
どうしようもないことはどうしようもないんだよ
どうにかしようとしたけどどうにもならなかったんだ
なんでもないようなことにも奇跡は起こっているんだよ
僕にとってきっとそれは君と出会えたってことなんだ
嘘じゃないんだよ だけどずっと黙っていたんだよ
出典: 八月の夢/作詞:岡本定義(COIL) 作曲:岡本定義(COIL)
そんな葛藤の日々の中で、どのように過ごしてきたのかがここの歌詞で語られていきます。
理想を追い求め、それを現実にしていく中で、叶えられなかったこともあることをはっきりと表現しています。
それを隠すことなく、歌詞に留めることはきっと勇気のいることではないでしょうか。
しかし、この20年間はそんな挫折ばかりでもありません。
地道に音楽を続けてきたことで「君と出会えた」という大切な事実も培っているのです。
それをここでは「奇跡」と呼んでいます。
音楽というのは、発信するものとリスナーとの相互の関係で成り立つものです。
20年間、ちゃんと支えてくれるリスナーがいることに感謝する温かい気持ちを感じる歌詞ではないでしょうか。
それは風のように 優しい雨のように
まるで花のようにそこにあるもの…
出典: 八月の夢/作詞:岡本定義(COIL) 作曲:岡本定義(COIL)