「Vivid Colors」/L'Arc～en～Cielの歌詞の意味とは！？PVが超眩しい…！？

2016年9月に結成25周年を迎え、2日間で11万人を動員した2017年4月に東京ドームで行われた結成25周年ライヴの記憶も新しいL'Arc～en～Ciel。

結成当時から変わらぬ輝きを放ち続け、現在もなお多くの人を魅了し続けています。

ジャンルとしてはロックでありながら、それまでのロックの定義を覆すような独特のメロディーライン、特徴的なギターリフなど、その強烈とも言える彼らの個性はメンバーの幅広い音楽性に所以しています。

その印象的なヴィジュアルと魅惑的な歌声を持つヴォーカル、hyde。

彼はイングランドのニュー・ウェーヴの大御所バンドデペッシュ・モードや80年代のハードロックブームの牽引役ともいえるモトリー・クルーなどを自身の音楽性のルーツと語っています。

作詞面では小田和正を尊敬しているとのこと。

ちなみにデペッシュ・モードはL'Arc～en～Cielの4人の現メンバーの内、hyde、tetsuya、yukihiroの3人が影響を受けたとバンドとして名を挙げています。

ギタリストのkenはヘヴィメタルの帝王、オジー・オズボーン率いるブラック・サバスやHR界の重鎮ジューダス・プリーストを好んでいるそうです。

ソロの場では伝説のイギリスのロックバンド、レッド・ツェッペリンの曲を演奏することも。

ギタリストとしてはゲイリー・ムーアやマイケル・シェンカーなどに影響を受けているようです。

ベースを担当する、バンドのリーダーでもあるtetsuyaはアメリカの大人気バンド、リンキン・パークやザ・キュアー、ドラマーのyukihiroはレディオヘッド、ジョイ・ディヴィジョンなどを挙げています。

ここで紹介したほかにも、それぞれの音楽的ルーツとしてもっとたくさんのアーティストの名を挙げています。

世界中の一流の音楽を聴きこんできたからこそ、彼らの楽曲の多彩さが保たれているのでしょう。

今回紹介する曲「Vivid Colors」は、L'Arc～en～Cielのメジャーデビューから2枚目に発表したシングルです。

インディーズ時代に発表したものも合わせると3枚目のシングルに当たります。

1995年に発売され、同年発売のアルバム『Heavenly』にもシングルとは少し曲のエンディングが違うヴァージョンが収録されています。

初期の曲にも関わらずいまだに高い人気を誇り、前途の25周年記念ライヴの2日目にも披露され、ファンの熱狂を誘いました。

今から20年以上前と、まだとても若く初々しいメンバーですが、このころからすでに現在のL'Arc～en～Cielと曲のクオリティが変わらないのには驚かされますね。

特徴のあるギターサウンド、hydeのヴォーカルスタイルもすでにしっかりと確立されています。

この若さにして、この完成度の高さ。

L'Arc～en～Cielはこの後大ブレイクしていくことになりますが、それはこの時点からもう決まっていたといえるのかもしれません。

初期のころとはまた違う迫力のステージ。

観客と一体になって、堂々の貫禄です。

大切な人を失い、独りになってしまった日。

まどろむかのように彼女のことを想いながら、自分の殻に閉じこもります。

そこでは暖かい思い出や彼女の面影が、以前と変わらぬ様子で彼を包みます。

母の手が優しくゆりかごを揺らすように。

でも時は過ぎ行きます。

新しい季節が、彼女のいた風景を変えていきます。

彼女が隣にいた季節とは違う色をした世界に、彼女がいた時のままの彼は戸惑いを隠せません。

自分は一歩もあの時から動けず、時が止まったままだというのに。