ツユ【くらべられっ子】歌詞の意味を考察！外側が象徴するものとは？比べた先に見つけたものを読み解く！

一秒一秒にわたって誰かと比較する行為は止まりません。

それは今だけではなくその先も幸せになれないと思いこんでいます。

誰とも話したくなければ、何も構ってほしくはない。

自分だけが不幸であり、死ぬ日まで絶望的なんだと感じている。

そんな自ら離れていく姿はまさに悲劇のヒロインのようです。

本当は自己愛が強く、自分を愛していたいと心のどこかで感じています。

結局のところ、一番比べていたのは自分自身でした。

あの子や誰かと常に比較しようとしていたのです。

自分は出来ないんだ、自分は劣っているんだ。

勝手に自分を周りのものさしで測って決めつけていたのです。

そんな自分に対してもう一度向き合い始めます。

本当に愛していたのは他の誰でもない自分自身なのです。

ずっとネガティブというフィルターにかかっていた。

今にも崩れ落ちてしまいそうになりながら生きてきたのです。

そんな自分をもう一度受け入れていきます。

これで比較思想やネガティブ感情が消えたわけではありません。

また何度だってネガティブと受け入れを行き来するのでしょう。

その度にこの楽曲を聴いてあの日の受け入れた自分を思い返して欲しい。

この楽曲の本当のメッセージだと感じました。

『くらべられっ子』のMVには主人公となる少女の絵が主に登場します。

今にも泣き出してしまいそうに、涙をこらえている表情。

そこにリアルな歌詞が並べられていきます。

耳だけではなく、視覚でも感情的にさせられるのです。

楽曲だけではなく、是非MVにも注目してみてください！

いかがでしたでしょうか。

ツユ『くらべられっ子』について歌詞の意味を考察してきました！

10代~20代の青年期に経験する他者比較によるネガティブな感情。

どうしようもない頭の中の煩悩をリアルに歌詞に写し出していました。

人と比べた先に見えたのは一番に自分を愛していたということ。

この楽曲を聴いて、また一歩踏み出す力を貰えました。

何度だって立ち上がって自分と向き合っていくのです。

そして最後におすすめの記事をご紹介します！

こちらは最近話題沸騰中の三月のパンタシアについての記事です。

ツユと同じようにボカロPの方々が楽曲制作を務めています。

ネット発アーティストが好きな方は必見です！

そしてこちらはボカロの名曲についてまとめた記事になります。

ヨルシカの作曲者n-bunaさんの楽曲もランクインしています。

今は世間的に有名なアーティストたちのボカロ時代の楽曲もあります。

これを機にボーカロイドの世界を堪能してみて下さい。