GReeeeN「人」の歌詞解釈♪ジャケットにあの先生が！？音楽ランキングあり

二人がどういう経緯で離れてしまったのかは知る由もありません。

でもどちらかの裏切りが原因だったり、憎み合って喧嘩別れをした雰囲気ではありませんよね。はじめはほんの些細なすれ違いだったのかもしれません。

いずれにせよ進む道が分かれてしまったのは、当人たちにもどうしようもないことだったのでしょう。

彼は彼女に思いを残しつつも、同じ道を歩けなくなったけど自分も頑張るから君にも元気でいてほしい、と願っているようです。

もしも今どこかにいる君が大切な何かを見つけたなら、それを手放してはいけない。

それでもその思いを貫くことができないときには、自分の歌声で励ましたい、と言っています。

この君というのは彼女だけでなく、この歌を聴く全ての人に向けて呼びかけているような気もしますね。

「大切なもの」は人であったり夢であったり色々ですが、自分にとってかけがえのないものを見つけたなら、それを簡単に諦めてはいけない、というメッセージではないでしょうか。

どんなに楽しかった日々も愛し合っていたはずの二人の関係も、永遠に続くとは限りません。

二人の人生が合わさって同じ道をいつまでも行くことができれば幸せですが、そうなれなかった時にいつまでもくよくよしていても何も始まりませんよね。

また男女の仲だけに限らず、友達や仲間との別れにも当てはめて聴くことができます。

この歌の主人公 は大切な人との思い出に蓋をするのではなく、むしろそれを胸に抱いて明日へ踏み出す力に変えようとしているのかもしれません。

これからも続いていく長い人生をいつだって自分らしく生きていきたい、という強い思いに胸を打たれます。

人との関わりや別れを重ねる中で、前向きに進もうとする歌詞が印象的な「人」いかがだったでしょうか？

人生の岐路に立たされたときに聴くと大いに励まされること間違いなしの、とても清々しい1曲でした！