SUPER BEAVER「あなた」
5thシングル曲
SUPER BEAVERの「あなた」を紹介させて頂きます。
「あなた」は5thシングルとして2013年12月にリリースされました。4thシングルの「喜びの明日へ」から1年半ぶりのシングルリリースとなりました。
この頃、SUPER BEAVERはメジャーレーベルを脱退し、自主レーベル「I×L×P× RECORDS」を立ち上げて活動していました。
そのため全国流通ではなく、ライブ会場限定での販売となりました。流通数が少ないので持っている方がとても羨ましいです。
アルバム「361°」収録曲
「あなた」は2ndフルアルバム「361°」にも収録されています。
元々アルバムとして発表される楽曲でしたが、それに先立ってシングル「あなた Another ver.」としてリリースされました。
シングルとしては「I×L×P× RECORDS」からリリースされましたが、アルバムとしてはsumikaなどが所属しているロックレーベル、「[NOiD]」からリリースされました。
「361°」には、一周回って原点に戻ってきた一歩目という意味があるようです。
SUPER BEAVERの魅力とは?
SUPER BEAVERの魅力は、キャッチーなメロディとストレートな歌詞にあります。
これには多くの人が賛同するでしょう。言葉にするとクサいと思ってしまうことも、SUPER BEAVERは格好良く歌い上げるのです。
そんな歌詞を書いているのはボーカルの渋谷龍太さんではなく、ギターの柳沢亮太さんが多くを手掛けています。
自身で作詞していない楽曲をここまで届けられる渋谷龍太さん。SUPER BEAVERの強い一体感、確かな演奏技術があってこそだと思います。
MV紹介
等身大のSUPER BEAVERを感じることができるMV
「あなた」のMVです。スタジオに置かれたカメラがスタジオ全体を映しています。
MVが始まった時はまだ誰もいませんが、柳沢亮太さんがやってきてイントロが始まります。
続いてボーカル、ベース、ドラムと次々にやってきて演奏していきます。
曲が始まっているのにメンバーが揃っていないのはとても斬新です。
上杉研太さんはベースを演奏するのがギリギリでしたね。少しだけヒヤッとしました。
全員が揃ったところで1人1人にフォーカスされていくようになります。
大きなセットではなく、映像のほとんどがスタジオの中で収まっており、当時のSUPER BEAVERが等身大で映っているように思えます。
歌詞&コード解説
弾き語りしたい1曲
「あなた」はストレートな歌詞、キャッチーなメロディという、正にSUPER BEAVERらしい1曲です。
派手なギターソロがあるわけではないので、ギター1本でも再現しやすい曲だといえます。アコースティックギターで弾き語りするのも良いでしょう。
ということで今回は、SUPER BEAVERの「あなた」を歌詞とコードの両方から解説してみます。
弾き語りを前提としたコードも簡単に紹介させて頂きます。
F C G F C G
恋をして愛を知った 夢を見て現実を知った
F C G F Fm
感情はいつしか 爆発しないように制御された
C G/B E7 Am Em
憧れて真似事をし た 一人でいたくて孤独は嫌いで
F G Am G F G
大切なものすら 誰かと違うと不安なんだろう
出典: あなた/作詞:柳沢亮太 作曲:柳沢亮太