数々の名曲を生み出したSPEED

ALIVE(SPEED)は映画『アンドロメディア』の主題歌♪映画には4人が出演!名曲の歌詞を解説の画像

さて、今回は当時まだ小学生も含むグループでデビューし、抜群の歌唱力やダンスなどの高い表現力で一世を風靡したアーティストSPEEDについてお伝えしていきたいと思います。

SPEEDといえば、数々の名曲があって、個人的に青春時代真っ盛りだった為、どの曲にも深い思い入れがあります。

その中でも今回は、映画『アンドロメディア』の主題歌にもなった『ALIVE』に焦点をあててご紹介させて頂きます。

『ALIVE』ってどんな曲?

それではまずは、PVをご覧頂きましょう。

あの頃の懐かしい想いが蘇る方も多いのではないしょうか。

いい歌ですね!

そして、歌が上手い!!

この当時、SPEEDの皆さんは、14歳~16歳だったのではないでしょうか。

歌唱力の高さと、大人っぽさに改めて才能を感じます。

映画『アンドロメディア』の主題歌

メンバー全員で初出演

映画『アンドロメディア』は、当時人気絶頂とも言えた、SPEEDの4人が初主演を果たした、ジャンルでいうならば、近未来系のSF映画です。

ストーリーは明るいというよりは、少し暗めの印象を持つ方が多いと思いますが、『愛』や『命』というコンセプトが強く、主題歌ともなった、『ALIVE』の意味について考えさせられます。

また、当時人気絶頂のSPEEDの初主演ですから、歌とは違った局面からの彼女たちの表現力にも沢山の注目が集まりました。

まだご覧になられていない方は、是非ご覧ください。懐かしい歌声と、初々しさを感じるSPEEDの皆さんに心動かされること間違いありません。

ALIVE(SPEED)は映画『アンドロメディア』の主題歌♪映画には4人が出演!名曲の歌詞を解説の画像

歌詞の意味を考えてみよう

それでは、続いてはこの『ALIVE』の歌詞の意味を考えてみたいと思います。

この歌で伝えたかったメッセージとは

絶え間なく 打ち寄せる波よ この切なさは 何処からくるの
心の岸辺を 濡らしてゆく まぶしかった日々
緑が 枯れてくように 未来が色褪せて見えても
涙の数だけ いつか 花は咲く日が来る

出典: ALIVE/作詞:伊秩弘将 作曲:伊秩弘将

こちらは、出だしの部分です。

誰にだって、涙が止まらなくなるような辛い出来事ってありますよね。

この切なさに終わりはあるのだろうか?と悲しみに暮れる時もありますよね。

この歌詞は、そのような状況であっても、必ずその悲しみの分だけ、流した涙の数だけ、明るい未来が待っている

そんなことを意味しているのでしょう。

この歌詞に自分自身を重ね、励まされた方も多いことと思います。

遠く離れても 明日が見えなくても 愛を止めないで
この海の果ては青い空へ続いてる
ひとりじゃない この胸に愛は生きてる

出典: ALIVE/作詞:伊秩弘将 作曲:伊秩弘将

こちらは、1番のサビの部分です。

この歌詞は、きっとなにか大きな別れがあったことを推測させるような歌詞に感じます。

離れ離れになってしまっても、海と空は一つで繋がっているから一人じゃないんだということを言っているのでしょう。

先ほどの、出だしの歌詞の部分に、悲しみや切なさを歌った歌詞がありましたが、『波』や『海』など、歌詞の中で言葉が上手く調和しているあたりが、とてもストーリー性があって情景が頭に浮かびます。

恐らくここでの別れというのは、恋愛関係での別れなどではなく、命が絶えてしまったことでの別れのことなのではないかなと推測します。

永遠に汚れない 思いがあるなら 愛を止めないで
この世に生まれてきた命のきらめきを 知っているなら
終わりなき旅路へ 歩きだそう
果てしなく続く航海のどこかで また必ずめぐり逢えるよね

出典: ALIVE/作詞:伊秩弘将 作曲:伊秩弘将

こちらは、2番のサビの部分の歌詞です。

先述の1番のサビの歌詞から、恐らく大きな別れがあったのではないかとお伝えしました。

きっとそれは、『大切な人の死』なのでしょう。

生きていくということは素晴らしいこと。生きているからこそ、大切な人とめぐり逢えた。

その命のすばらしさを知っているから、私はこれからも人生を歩んでいく。

そして、その人生という名の航海の中で、いつかきっとまためぐり逢えると信じている。

だから頑張って歩くんだ。

そういったメッセージを伝えたかったのではないでしょうか。

私も、大切な人を亡くした経験がありますが、この歌詞の意味はとても理解できます。

私もこの与えられた命を全うした先で、また必ず会えると信じて生きているからです。