【DRINK IT DOWN/L'Arc～en～Ciel】デビルメイクライ4のテーマソング？歌詞解釈

【立ち上がれ、お前は最悪を知っているだろう

もううんざりだ、今こそ無敵の光に包まれて】

動き出した運命はもう止めることができません。

闇の向こうに見えているのは、きっと光。

それを取り戻す為に、全てを懸けて、駆け抜けます。

【飲め、飲むんだ、そうだ、全て飲み干すんだ……。】

作詞したhydeも、ゲーム『デビルメイクライ』シリーズが大好きだとか。

『デビルメイクライ4』の主人公、ネロは悪魔の右手を持っています。

その悪魔の力を利用して窮地を切り抜けることも多く、闇を取り込むような歌詞の部分は、そういったことを表しているのでしょう。

またゲームの中では、鏡を壊すことでアイテムなどを獲得することができるのですが、歌詞の中の鏡の部分の描写は、アイテムを獲得して強くなったネロの姿の暗喩のように感じます。

まさにゲームのストーリ‐を反映している、このあたりが、hydeが歌詞の中に隠した意味なのではないでしょうか。

一方で見方を変えれば、現実世界の人生において悪に魅了され、その力を利用してのし上がるけれども、心のどこかではそうなる前の自分を眩しく見つめている。

そしてあの明るかった世界へ帰りたい、と思う自分がいる。

そんな姿を描いたものとも解釈できます。

その人の持つ感性によって何通りもの姿を見せる、それがこの「DRINK IT DOWN」の歌詞の魅力なのかもしれません。