別れてしまった恋人、その人がもし既に他の人と付き合っていたらと考えることもあります。

友人と笑っている姿でも胸が苦しくなることもあるかもしれません。

しかし自分と同じように、他の誰かが恋人として笑顔を向けられることはとても苦しいことです。

その相手に自分と同じように、優しい言葉をかけているのかと想像もしてしまうでしょう。

時間が経っても癒えないのは、未だに相手への思いがあるから。

だけどよりを戻すことも出来ない状態は辛く苦しいものです。

もしも相手がまだ誰とも付き合っていなかったなら良かったとも思うでしょう。

ですがそこまで惚れ込んでしまう素敵な人だからこそ、新しい相手も出来てしまう。

手放してしまった後悔も、また自分を苦しめてくるものでしょう。

忘れられたら

いつか話してた夢の続きも
いつも言っていたあの口癖も
全て忘れられたら楽だね
だけどひとつも忘れたくない

出典: You were.../作詞:ayumi hamasaki 作曲:Kazuhiro Hara

恋人の時にお互いのことを話し合うこともあるでしょう。

将来を夢見ながら、共に歩む未来を想像したりします。

他にも好きな人の仕草や口癖は記憶する人もいるのではないでしょうか。

今も思い返し、こういう人だったとはっきり思い出すこともありませんか?

思い出して楽しかったなと、笑ったりすることもあるでしょう。

しかしその記憶こそが、今隣にいない事実を実感させてきます。

記憶のなかで隣で笑っていた相手はもういない。

今自分の隣を見ても、その人の姿は見えないのです。

現実を見て苦しくなるくらいなら、いっそ忘れた方が楽だと思う人もいるでしょう。

だけど、忘れること自体したくない気持ちもあるはずです。

楽な道を消してでも、今も別れた恋人を思っている。

そこまで好きになった人を記憶でも大切にしたいのです。

静かな夜

溢れるもの

静寂に包まれた 瞬間に襲ってくる
優しくて温かすぎる 想い出が

出典: You were.../作詞:ayumi hamasaki 作曲:Kazuhiro Hara

静かな時間は身体を休めるには最適です。

それと同時に考え込んでしまう人もいるのでしょう。

凍える夜は身に沁みる冷たさもあって、別れた恋人のことを思い出してしまいます。

その時に思い出すのが嫌な記憶ならきっと忘れようとするでしょう。

けれど思い出すのは温かな優しい記憶。

一人の時間を優しく包んでくれますが同時に虚しさを感じさせます

本当に大切な人だったからこそ、温かい思い出が沢山あるでしょう。

その分一人で思い出すと、とても切なくなってきます。

どうして今あの人は隣にいないのだろうと考えてしまうのではないでしょうか。

忘れたくない

だけどひとつも忘れたくない

出典: You were.../作詞:ayumi hamasaki 作曲:Kazuhiro Hara

いつまでもあの人との思い出を抱きしめて生きていたい。

あの人の最後の恋人になれなくても自分にとっては最後といえるほどの恋

ここまで誰かを思うことはないと思えるほどに深く愛した思い出。

忘れるということが、まるで捨てるように感じてしまう。

そんな風に思えるほどの恋は中々体験しないものです。

もしも深く愛した人の思い出があるのなら、忘れなくていい。

優しい思い出を大事に残していきましょう

「You were...」に込められた思い

ストレートな歌詞

You were...」は浜崎あゆみさんの曲のなかでストレートな気持ちを歌っているように思えます。

他にも浜崎あゆみさんの曲には、失恋ソングもいくつかあります。

しかし「You were...」ほどストレートに表現している歌詞は少ないのではないでしょうか。

はっきりと寂しい、苦しいと伝わってくる歌詞は胸を締め付けられます。

今別れた恋人を思っている人にとっては分かる思いでしょう。

よりを戻すことは出来ない別れた恋人がいる場合こそ思えるのではないでしょうか

ふとした時に思い出す別れた恋人の思い出でも、この曲と共に思い出すのもいいかもしれません。

まとめ

浜崎あゆみさんの「You were...」の歌詞解説はいかがだったでしょうか?

景色が白く染まる時期、別れた恋人との時間を思い出すことが多いでしょう。

そんな時に「You were...」を聞いて、思い出に浸ってみませんか。

きっとあなたの心に寄り添ってくれるでしょう。

他にも浜崎あゆみさんの曲には魅力的な歌詞が沢山あります。

どんな曲があるのでしょうか?

最後にいくつかご紹介しましょう。