女子校カルテットが熱唱する「告白の順番」

【乃木坂46/告白の順番】MVを解説!若月佑美が記憶喪失に…!?女子校カルテットが紡ぐ感動の物語とはの画像

2018年11月14日発売、乃木坂46の22枚目シングル「帰り道は遠回りしたくなる」。

そのカップリング曲「告白の順番」のMVが、シングル発売前の10月30日に公開されました。

歌っているのはグループ内ユニット・女子校カルテット

メンバー秋元真夏(真夏さん)桜井玲香(れいか)中田花奈(かなりん)若月佑美(若様)です。

女子校に在籍していたことのある乃木坂1期生4人によって結成されたこのユニット。

「口約束」「人生を考えたくなる」に続く第3弾の楽曲がこの「告白の順番」になります。

収録シングル「帰り道は遠回りしたくなる」詳細

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「告白の順番」が収録された<TYPE-C>についての詳細情報をお届けします。

1:「帰り道は遠回りしたくなる」
2:「キャラバンは眠らない」
3:「告白の順番」(秋元真夏・桜井玲香・中田花奈・若月佑美)
4:「帰り道は遠回りしたくなる」~off vocal ver.~
5:「キャラバンは眠らない」~off vocal ver.~
6:「告白の順番」~off vocal ver.~

●特典映像Blu-ray
「帰り道は遠回りしたくなる」「告白の順番」Music Video

★個人PV

出典: http://www.nogizaka46.com/news/2018/10/46-22nd-3.php

これは絶対買わなくちゃ! ですね!

若月佑美が卒業を発表!

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「告白の順番」がリリースされる前の2018年10月1日乃木坂ファンの間に衝撃が走りました。

若様こと若月佑美が、11月30日をもって乃木坂46を卒業することを自身のブログで発表したのです。

1期生を中心に卒業が相次ぐ中、またショッキングなニュースが届いてしまいました。

今回ご紹介する作品が、彼女にとって最後の乃木坂MVとなるそうです。

なお、卒業後の若様は芸能活動を継続していくとのこと(2018年11月現在の情報)。

2018年12月4日東京・日本武道館で「若月佑美卒業セレモニー」が開催されます。

「劇団カルテット」最終公演はどうなる!? MVを解説

撮影は卒業発表の直前だった

このMVは、2018年9月下旬に福島県で撮影されました。

若様が卒業を発表する、まさに直前ということになりますね。

「劇団の解散」というストーリー。

収録直後に真夏さんの涙が止まらなかったというエピソード。

このことから推察されるように、他の3人のメンバーは若様の卒業を知った上で撮影に臨んだようです。

その心境を想像すると、胸が締め付けられる思いがします。

「女子校カルテット」と「劇団カルテット」

MVでの4人は架空の劇団「劇団カルテット」に所属しているという設定です。

劇団は解散が決定し、最終公演を控えています

最初のやり取りは現実とは違うとはいえ、リアリティと緊張感が漂いまくり。

そこに起こった衝撃の出来事を通じ、メンバー4人は新たな一歩を踏み出し始めます

では、MVを見ていきましょう。

ここでは各人をMV内での呼び名で記していきますね。

受け入れられない現実と過去への思い

メンバーの気持ちが離れていく……

一枚のフライヤーがアップになった画面から、MVは始まります。

そこに記された文字は「劇団カルテット 解散公演 女子校カルテットのすべて」

メンバーは他にも大勢いる模様。

しかしフライヤーではこの4人の写真と名前だけが浮き上がっています。

劇団の中心メンバーを「カルテット」と呼び、それが劇団名になっているようですね。

カフェには、集合して話し合う4人の姿がありました。

どうやら、花奈は仕事を理由に舞台活動を辞めてしまうようです。

真夏は「みんなが続けるなら続けても……けど……」という、主体性のない意見。

今まで共に努力してきた日々を否定されたように感じ、困惑と怒りをぶつける若。

玲香が場を取りなすように無理矢理明るい調子で言葉を放ちますが、その内容はシビアなものでした。

「もう最後なんだし、最後の公演くらいいいものにしよう? ね?」

劇団の解散は決定事項、もう揺ぎ無いという現実。重苦しく押し黙るメンバー。

若がぽつりとつぶやきます。

「どうしてこうなっちゃったんだろ」

変わっていく現実や人の心と、自分の思いが乖離していくやるせなさや苛立ち。

観ている私たちにも「うん、そんな事あったよね……」と、ちくっとした心の痛みをもたらすシーンです。

そんな空気を払拭しようと玲香が大きくぱん!と手を叩き、場面は切り替わりました。