最後に

矢野顕子【大家さんと僕】歌詞の意味を解釈!デパ地下の果てしない海とは?いつでも思い出せる理由に迫るの画像

如何だったでしょうか?

昨今、人と人との関わりが薄くなりつつある日本社会。

その中で【大家さんと僕】では奇跡のような心温まる大家さんと主人公のエピソードが綴られていました。

「デパ地下の果てしない海」とは今はもう亡くなってしまった大家さんが、主人公の心の中でなお生き続ける場所の事でしたね。

本当に大切な人との別れは辛いの言葉では片付けられないくらい悲しいものです。

その悲しみを乗り越えられるその日まで、大家さんはデパ地下の海を一緒に泳ぎ続けてくれるのでしょう。

いつでも思い出せる理由についても解明されました。

それは季節ごとに大家さんとの思い出がたっぷりあって、その光景全てが大家さんの声や表情とマッチするからでしたね。

主人公はアパートに引っ越してきたばかりの頃はまだ大家さんに心を開いていませんでした。

しかし季節を追う毎に不思議でお茶目な大家さんの優しさに触れ、やがて本当の親子のような関係になるのです。

本当の親子ならではの絆があるというなら、血が繋がっていないからこその絆も存在するのではないでしょうか。

そんな素敵な現代の小さな奇跡を垣間見れたような気がします。

最後になりましたが「母親」についての曲を考察したほか記事のリンクを掲載させて頂きます。

そちらも併せてご覧下さい。

1965年にリリースされたアルバム「ヘルプ! 4人はアイドル」収録の「Yesterday」。発表当初から長年、失恋の歌だと思われていました。21世紀に入ってポール・マッカートニーは「あの曲は死んだ母を想ったもの」とインタビューで語ります。歌詞を和訳して真相に迫ります。

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