嘆かないで生きていく
ありがちの交差点 僕ら夢を見てた
時はいつだって突然過ぎて
残された時間の中 僕ら生きてくんだこの日を
歌おう よろこびのうたを それぞれの光を集めて
出典: よろこびのうた/作詞:岩沢厚治 作曲:岩沢厚治
夢から覚めるように色んなことが突然やってくるのが人生です。
良いことも悪いことも、生きていれば色んなことがやってくるのが当たり前。
そうやって生きている時間は、決して無限ではなくて、いつか終わりがやってきます。
だからこそ、”嘆いている時間だってもったいない、生きていこう与えられた人生を”
こんな意味に受け取ることができました。
ドラマのストーリーに重ねてみても、突然病が見つかっても受け入れるしかない現実があります。
残された人生をどう生きるかは自分のマインド次第な部分もあります。
人それぞれ持っている大切なものを力に変えていくしかないのです。
私たちの人生において、何が起こるか誰にも予想はできません。
でも、有限である人生を生きることに変わりはないのです。
笑って生きるか泣いて生きるか…難しいところではあります心が救われるように生きたいですね。
傷つけることも傷つくこともあるんだ
振り向かないでよ
そこに行けばいい 歩き出せばいい
誰もが誰かを 誰かのふりをして
傷つけてゆく 傷ついてゆく
出典: よろこびのうた/作詞:岩沢厚治 作曲:岩沢厚治
人を傷つけないで生きていくことほど難しいことはないのもしれません。
良かれと思ってやったことも、結果的に人を傷つけてしまうということもあります。
でもそれってある意味仕方のないことなのではないでしょうか。
この世は自分一人ではありません。
人と人がかかわっている以上、傷つかない・傷つけないということはないのです。
だからそんなことがあっても、立ち止まってしまうことはないと伝わってきます。
起こってしまった事象は変えることはできません。
それでも、前へ歩き出せばいいのです。
そうやって私たちは成長を続けていくのでしょう。
暗闇から抜け出すために
希望の欠片すらなく 干渉する意味だって知らない
時はいつだって突然過ぎて
「戻れないと言うのなら 一体何を信じればいい?」
歌おう よろこびのうたを 僕らは信じているから
出典: よろこびのうた/作詞:岩沢厚治 作曲:岩沢厚治
何もかも信じられなくなる時って人生に1度や2度はあるものです。
深く傷ついている時は自暴自棄になったり自己嫌悪になったりします。
でも這い上がってこれと信じている、そんなメッセージでしょうか。
「よろこびのうた」は人によって形が違えど、存在するのかもしれません。
「信じているもの」の存在をいつも心に留めておきたいですね。
そうして、苦難が降りかかった時にこそ、よろこびのうたを歌うのです。
いつか手にするよろこびのために
確かめないで 確かめないでよ今は
そこに行けば逢える 本当の言葉
動き出した幾重の夢 僕らきっと笑いながら
歌うよ よろこびのうたを 消え行く涙を糧に
振り向かないでよ 振り返らないで
そこに行けばいい 辿り着けばいい
出典: よろこびのうた/作詞:岩沢厚治 作曲:岩沢厚治
乗り越えた先を想像してみると、きっとつらいことも笑って話せるようになります。
そういう経験が読者の皆様にもあるのではないでしょうか。
今困難な状況にいるとしても、想像してみると頑張れる気がしませんか。
笑える未来を♪
そのために、今の涙を糧にして前に進むことが大切なのです。
とても深く心に響く歌詞でした。
人生からちょっとだけ目をそらしたくなった時に聴きたい1曲です。
「僕のいた時間」挿入歌に起用
「命」を考えさせられるドラマに寄り添う「よろこびのうた」
「よろこびのうた」はフジテレビ系テレビドラマ「僕のいた時間」の挿入歌でした。
このドラマは三浦春馬演じる社会人になったばかりの青年が、難病である「ALS」を発症する物語。
まだ世の中で「ALS」という病気が認知されていなかった時代です。
徐々に蝕まれていく身体と、病と闘いながら生きる事をあきらめない心に胸が痛みました。
回を重ねるごとに視聴者も苦しくも色々なことを考えさせられるドラマとして話題に。
そんな「僕のいた時間」に寄り添うかのように流れた「よろこびのうた」。