アルバムの序章に当たる1曲。

シンセサウンドが水中をゆらゆらと漂っているような音像を聴かせます。

途中から声の演出も入ってきますが、これが水面上から声が聞こえているかのようなイメージ。

ヒーリングミュージックのような、癒しを感じさせる1曲になっていますよ!

2.It's Who We Are

軽快なカッティングギターに、ゴムまりのように跳ねるリズム隊。

ファンクの代名詞のような要素が構成するこの曲ですが、Bメロではちょっと変わったアプローチも。

ベースとシンセだけでリズムを打ち出すそれはなんとも不思議な響き。

サビではキラキラしたメロディに、スラップベースが心地よいシナジーを見せます。

3.Almost There

シンセとギターのアルペジオが切なく絡み合う冒頭部分。

物憂げに歌うヴォーカルも相まってしんみりと心に染み入ってきます。

鼓動のように脈打つリズムをバックに歌うサビはなんとも壮大。

アルバム随一の泣きの1曲ではないでしょうか。

4.Zero Gravity

ハワイアンを彷彿とさせる揚々とした演奏を繰り広げる楽器隊。

それに対してヴォーカルは幾分か抑えられたような印象を受けます。

サビではオリエンタルなメロディを涼しげなサウンドに乗せて展開。

様々な要素が混ざった斬新な1曲となっています。

5.Handcuffed

ギターのアルペジオとヴォーカルのみで演奏されるAメロ。

独特の残響がまるでアンビエントミュージックのようです。

そして甘い空気感が演出されるサビ。

ここでの広がりのあるサウンドは聴き応えありですよ!

6.In Your Pocket

古いラジオから流れているかのような印象の冒頭から、シンセを駆使した近未来的サウンドへ。

まるでタイムマシンに乗ったような音の変化を見せる1曲となっています。

Sincerely, your friend
ずっと free に try
Carry a little secret in your pocket
その答え if you wanna know
Just call my name
今すぐに will be there
でもまだ言えない

出典: In Your Pocket/作詞:Jeremy Quartus・Ryan Octaviano 作曲:Jeremy Quartus・Ethan Augustin

親愛なる我が友よ。

ずっと気兼ねなくやって来たね。

君のポケットに小さな秘密を運ぼう。

その答えが知りたいなら僕の名を呼んで。

すぐに飛んで行くから。でもまだ言えない。

長い時を共にした友人に宛てた手紙を思わせる歌詞ですね。

サウンドにも、その時の流れが表されているのでしょうか。

7.See You Later(Interlude)

ジャズ風のピアノが彩る繋ぎの1曲。

生楽器と打ち込みとのコントラストが心地よく響きます。

8.Supernova