ここがもしかしたらサビなのかな? と思ったりしますが、どうなのでしょうか?

筆者は楽器を弾けないのでよく分かりません。

野田洋次郎って作詞をする際の言葉選びが天才的だな、と思います。

そして音楽センスもあると思っています。

でも残念ながら筆者は、彼が持つ音楽センスを半分も理解できていません。

直訳すると、歌い出しの繰り返しになります。

しかしここからは、前に向かう場面転換を表しているように思います。

それは続く歌詞の内容が、前向きな人生を応援する応援歌に聞こえるためです。

早速、読み解いていきましょう。

終わった瞬間=始まる瞬間

昨日までの自分に別れを告げる。そして今日は新しい自分になる

そんなシンプルなメッセージが詰め込まれます。

終わりは始まりなワケであって へコむ暇などないワケであって
でもそれが人生のイイとこなんだって
誰かから聞いた気がする

出典: 青い春/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎

終わった時は、始まった時だってこと。終わったことに対して凹んでいる暇なんてない。

だって新しく始まったんだからというメッセージですね。

確かに誰かが言っていたセリフなんだけど、今こそ初めて、その言葉を自分のものとしよう!

そんな風に誓いを立てた言葉なのでしょう。

いろいろなものに対して誓いを立てて、そして次のフレーズで宣言をします。

自分らしさとかっこよさの追求をする!

誰しもが経験する『青い春』

その真っただ中を全力で生きるためのメッセージをここではっきり宣言します。

いつも自分を持って生き きっとそれがカッコいい
みんなはそういう人だから 僕は好きなんだ

出典: 青い春/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎

自分の声に耳を傾けてくれるすべての人に対して、感謝の気持ちと愛情を伝えます。

君は一人じゃないなんて、使い古されたことばではない。

野田洋次郎的な寄り添う言葉をここで放っています。

マイナスをプラスに変えるココロ

いつか別れがくるなんて 考えても 何も プラスに働きはしない
だから共に生きよう 今を 青き春を

出典: 青い春/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎

残酷なまでの真実を告げています。

だけどそれは今ではないから、考えてもしょうがないよ! って伝えます。

マイナスにしかならない。前に進むためには不必要な荷物でしかないと。

いろいろな不安が心には押し寄せてくるだろう。

だけど今は共に生きようと、『青い春』を全力で楽しもうと語ります。

とてもシンプルなメッセージです。裏も表もなく、真実を切り取って届けています。

出し惜しみしたくなる真理をはい、これ!

そんな風に笑顔で届けるような、そんな光景が目に浮かびます。

そして感謝へと変わる

ずっとリスナーに語りかけている側が感謝を伝え始えます。

弱い君にも。退屈な君にも。挫折している君にも。

ひどく落ち込んでいる君にも感謝しています

この今とゆう時に この今とゆう場所で
この今とゆう素晴らしい季節に みんなと出会えた 喜びは

出典: 青い春/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎

どんなのちっぽけな存在である君だって、僕にとっては力になる存在だよと伝えているようです。

嬉しくて仕方がないんだと、そんな気持ちを歌に乗せて伝えています。