嵐「ファイトソング」

嵐「ファイトソング」は【Love so sweet】初回盤に収録された楽曲、その歌詞とは?の画像

シングル「Love so sweet」の初回限定シークレットソング

「ファイトソング」はシングル「Love so sweet」の初回限定盤にのみ収録されたシークレットソングです。

メンバー二宮和也作曲を担当しており、それぞれのソロパートがあることでも知られているファンのみぞ知る名曲です。

まっすぐな歌詞応援ソングで、日本テレビ系『Gの!』公式応援歌としても起用されました。人生に悩んだ時に聴きたい楽曲です。

「Love so sweet」は嵐の代表曲

嵐「ファイトソング」が収録された嵐18枚目のシングルである「Love so sweet」は嵐ファンのみならず多くのリスナーに愛された名曲です。

ドラマ『花より男子2』の主題歌でもあり、2007年オリコンでは年間ランキング4位にランクインしました。

そんな「Love so sweet」のシークレットソングである「ファイトソング」は、初回限定盤を購入したリスナーの口コミ名曲という評判が徐々に高まっていきました。

嵐「ファイトソング」はソロパートを楽しめる1曲

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嵐「ファイトソング」は、嵐には珍しく全員のソロパートを楽しめる1曲です。

複数メンバーで歌うフレーズが多い嵐ですが、1フレーズずつ1人1人が歌い継ぐ冒頭のパートはファンにとって嬉しいですね。

歌声もあまりカッコつけていない印象が強く、メンバーがそのままの声で歌っている温かい雰囲気が楽しめます。

歌詞応援ソングということもあり、嵐のメンバーがリスナーを応援してくれているような気持ちになりますね。

元曲は二宮和也のソロソング

嵐「ファイトソング」には元になった曲があります。それは二宮和也のソロソングとしてラジオで公開された「楽園」。

こちらは「ファイトソング」と同じメロディですが、二宮和也のオリジナル歌詞がついており、アレンジも沖縄を彷彿とさせるような南国テイストになっています。

歌詞とアレンジが違うだけでこんなに違うのか、と驚きます。

「楽園」のメロディを聴いて気に入ったメンバーが、「ファイトソング」楽曲製作にあたってメロディを起用することを提案したのだそうです。

「ファイトソング」とは全く違った印象を受ける魅力的な1曲ですが、実はCD未収録のお宝ソングなのです。

二宮ファンの間では、「ファイトソング」も「楽園」も、いずれも二宮作曲で違った印象を楽しめる楽曲として愛されています。

嵐「ファイトソング」の歌詞を考察

弱い自分を認めてくれる応援ソング

時には泣いていいよ
弱いとこ見せても大丈夫
でもそこで腐るな!
まだやれる その先の夢

出典: ファイトソング/作詞:嵐 作曲:二宮和也

嵐「ファイトソング」はただ応援するだけでなく、弱い自分を認めてくれる優しさのある応援ソングです。

学校、職場などそれぞれ置かれている立場は違えど、摩擦の多い現代社会で生きている人たちは、みんな一生懸命頑張っていると思います。

その頑張りに対して「弱いとこ見せても大丈夫」と言ってくれるこの一言が、どんなに温かいことでしょう。

嵐のメンバーが伝えたいのは、そんな自分を認めたうえで前へ進むことの大切さです。

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悩みの根幹を指摘する歌詞

人は人 自分は自分
比べた時点で負けてる

出典: ファイトソング/作詞:嵐 作曲:二宮和也

色々な悩みの根幹にある思いは「劣等感」だと思いませんか?相手や環境を妬む気持ちや、うらやましいという思いはあまり気持ちの良いものではありません。

それがきっかけで心を病んでしまうことや、他のことまでうまくいかない経験が、誰しも1度はあるのではないでしょうか。

そんな悩みの根幹を「比べた時点で負けてる」という歌詞にこめた「ファイトソング」。

自分と他人を比較する目そのものを捨ててしまえ、と背中を押される力強い歌詞ですね。

最後の歌詞に涙するファン続出