RADWIMPS

バンド名のRADWIMPSは、「すごい」「強い」「いかした」という意味を持つRADと、「弱虫」「意気地なし」という意味のWIMPSを組み合わせた造語です。

"かっこいい弱虫"という意味を持つ彼らですが、音楽は最初から格好良いバンドです。

ボーカル/ギターなど様々な楽器を演奏できる野田洋次郎がほとんどの曲の作詞、作曲を担当しています。

またギター/コーラスの桑原彰がバンドのリーダーであり、2001年に桑原が野田を誘い、RADWIMPSを結成したそうです。

2002年にはYOKOHAMA HIGHSCHOOL MUSIC FESTIVAL 2002に出場し、今回紹介する「もしも」という曲でグランプリを獲得します。

2003年7月1日には1stアルバムRADWIMPS」も発売しました。

プレミア価格がRADWIMPSの今をあらわす「もしも」

2003年5月3日には1万枚限定で1stシングル「もしも」を100円で販売し、即完売となります。

現在はAmazonで68,888円の高値がついているこのシングル

1万枚限定なので、希少価値があります。

RADWIMPSが何かに成功したと多くの人が認めるからこそ、プレミア価格がついているのでしょうね。

 

RADWIMPS【もしも】は幻の名曲?!歌詞(和訳付き)の意味を徹底解釈!コードやアルバム情報あり♪の画像

1stアルバム「RADWIMPS」収録曲紹介

1.人生 出会い
2.自暴自棄自己中心的(思春期)自己依存症の少年
3.心臓
4.もしも 「みんな一緒に」バージョン
5.さみしい僕
6.コンドーム
7.青い春
8.「ぼく」と「僕」
9.あいまい
10.嫌ん
11.「ずっと好きだよ」「ほんと?…」
12.愛へ
13.あいラブユー

出典: https://www.amazon.co.jp/RADWIMPS/dp/B00009PN2V

1stアルバム「RADWIMPS」はメンバーたちが高校生の頃に作られたアルバムです。

参加メンバーは現在のメンバーではなく、旧メンバーで制作されています。

YouTubeで「もしも」をcheck!

野田は東京生まれですが、10歳までアメリカで過ごしたため、英語を話すことができます。

高校生ながら流暢な英語での歌唱のスケールが本物なのはそういう理由もあるのかもしれません。

演奏は荒削りですが、歌詞楽曲アイデアがあります。

RADWIMPSのスケールの大きさはこの頃から片鱗がみえていたと言えるかもしれません。

「もしも」の歌詞を読む

This is a song for everybody
who needs love
This is a song for all of those tears
Where I'm standing now
I love this place and
I love you all
And do you know what?
This is a song for you and me

出典: もしも/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎

<和訳>

これは愛を求めるすべての人のための歌

これは涙を流すすべての人のための歌

どこに今、僕は立っているのか

僕はこの場所と君のすべてを愛しているけど、君は何を知ってる?

この歌は君と僕の歌なんだよ

解釈

当時、高校生だった野田。

そして高校生だった多くの人たちがいます。

最初に誰かを好きになって、告白をしようかどうか。

悩むような日々を送ったことがあると思います。

そして誰もがそういう気持ちを忘れていきます。

野田がこの歌を愛を求めるすべての人の歌と語るのは、多くの人が最初の愛を覚えているからではないでしょうか?

もしも・・・・本当にもしも・・・・
君も僕の事を思ってくれてたら
なんて考えてる僕を
どうか叱ってやってくれないか

出典: もしも/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎

もし君も僕のことを好きでいてくれるならと考えることは普通のことであるように思います。

でもそう考えてしまう僕を叱って欲しいと野田は歌っています。

これはなぜでしょうか?

そこらじゅうに
転がっている言葉では
言いたくなかった
どうにもこうにも
この気持ち伝えるためには
好きなもんは好きで
それがダメであるならば君のせいで
酔ってたせいもあるけれど
おさえきれず君に告白
フラれることなど
重々承知 だけど僕の気持ちを
知ってほしかっただけ

出典: もしも/作詞:野田洋次郎 作曲:野田洋次郎

気持ちを知って欲しいだけという愛の告白。

そしてそれは勝手な気持ちの押しつけなのかもしれません。

一方通行な告白だとわかっているから、君に叱ってほしいのでしょう。

この時から、気持ちを好きなものは好きという論理的ではない人の感情を理解している歌詞が響きます。