主人公の心の中は焦りに満ちています。

脱落すれば自分の存在価値はなくなる…。

そう確信しているかのように。

神様、僕は気づいてしまった楽曲の主人公は、必ずしも勝ち組ではありません

むしろ不器用な主人公ばかりで、生き抜くために歪んでしまった自分の思考に悶え苦しんでいます。

「20XX」の主人公もまた、化け物と化していく自分の姿を客観視し、嘆いているのです。

音楽だけでなく、映画アニメ、漫画においても、主人公は勝ち組であることがほとんど。

でも、負け犬が主役であってもいいと思います。

彼らの楽曲を聴くうちに、そう思えるようになりました。

過ぎ去る時間に「焦り」を覚え、最後までもがいて報われない…。

そんなハッピーエンドとはいえないこの楽曲は、現実味を帯びていてリアルに感情に寄り添ってくれます

最後に

神様、僕は気づいてしまった【20XX】MVを徹底解説!デジタルでサイケな世界は一体何を表しているの?の画像

「20XX」はいかがでしたか?

彼ららしいテーマの楽曲だったと思います。

皆さんは「時間」をどのように使っていますか?

コツコツと努力して何かを成し遂げる…。

それが正規ルートなのかもしれません。

でも、焦ったり劣等感を抱くと、誰かの足を引っ張ることに時間を費やすことがあります。

それを始めてしまうと、いつまでも満たされない「欠けた心」を抱えて生きていく事になるでしょう。

無理矢理寿命を全うしたところで、最後に残るのは虚無感。

それがこの楽曲で歌われていた事柄なのではないでしょうか。

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ぜひご覧になって、彼らの生み出す楽曲の素晴らしさに触れてみてください。

まずは大ヒット曲、「CQCQ」。

SOS信号を誰かに受信してもらえないか必死に発信する遭難船に、自分の状況を比喩した作品です。

突如音楽界に現れた謎の覆面バンド「神様、僕は気づいてしまった」は、今最も話題を集める若手バンドのひとつと言えるでしょう。そんな彼らはテレビドラマ「あなたのことはそれほど」の主題歌である「CQCQ」で遂にメジャーデビューを果たしました。今回は彼らの記念すべきデビュー曲の世界観を解明していきます。

無意識に「不幸」を求めて生きてしまう悲しい性を抱えた人の楽曲「UNHAPPY CLUB」。

非常に言葉数が多いため、歌詞の意味を知ることでさらに楽曲が楽しめるようになります。

彗星のごとく現れ一躍大人気となったロックバンド「神様、僕は気づいてしまった」。ドラマ「警視庁ゼロ係」の主題歌である「UNHAPPY CLUB」は不幸を求める悪循環を描いた内容となっており、リアルな歌詞と爽快感のあるメロディが聞きどころです!今回はそのリリース情報やMV、歌詞の内容に迫ります。

筆者が彼らの楽曲の中で最も好きな「僕の手に触れるな」。

深い人間不信により他人を遠ざけるようになった心は、本当は愛情を求めている…。

そんな矛盾にも似た状況下で湧き上がる激情を表現した楽曲です。

「神様、僕は気づいてしまった」の人気曲、「僕の手に触れるな」。アニメの主題歌にもなったこの曲の歌詞とコードをチェックします!

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