彼女が食べきれないのならば、彼が残りを食べてあげればいいのです。
そうすれば残すこともないですし、彼女を二郎に連れていく夢も叶います。
これで彼女に二郎を楽しんでもらえる!と思いきやまだまだ試練はたくさん残されているのです。
夢の二郎が目の前に…
いつもの帰り道
一歩近付く黄色い看板
カラフルなカードが並ぶ券売機
胸が高鳴る初めての二郎
出典: 私を二郎に連れてって/作詞:大澤敦史 作曲:大澤敦史
彼女はついにラーメン二郎にたどり着きました。
初めて近くで見る二郎にワクワクドキドキしている様子が歌詞からも伝わってきます。
まず二郎のラーメンは券売機で食券を購入するのです。
そして注文と同時に麺の多さを店員さんに伝えます。
ここでは小か大かを言えばオッケーです。
二郎のルールとは?
トッピング注文のタイミングを間違えるべからず!
そのルールは未知との遭遇
知らずに行けばカルチャーショック
麺の好みは注文時点BUT
トッピングは仕上がり直前
ニンニクアブラヤサイカラメ
ひとまず何て言うのがいいの
そのレクチャーを行うべきか
あの列に並んでいる間に
GO GO GO GO
出典: 私を二郎に連れてって/作詞:大澤敦史 作曲:大澤敦史
さて、いよいよ本題というべきでしょうか。
二郎には数々のルールが存在します。
その中でも初心者泣かせのルールがトッピングコールです。
注文のタイミングや内容を知らないと店内で慌てふためいてしまいます。
歌詞の中にもトッピングコールが出てくるのでまずはこちらをご覧ください。
この呪文を覚えられるだろうか?
ニンニク アブラ ヤサイマシマシ
カラメ カタメ ブタ ダブル
ニンニク アブラ ヤサイマシマシ
カラメ カタメ ブタ ダブル
出典: 私を二郎に連れてって/作詞:大澤敦史 作曲:大澤敦史
呪文のように登場するこのフレーズこそが二郎の難関ともいえるトッピングコールなのです。
ニンニク入れますか?という店員さんからの問いかけが注文のサインになっています。
歌詞のコールを解説すると…
ニンニクを入れて背脂を入れて野菜は2倍に、味は濃いめで麺は硬め、チャーシュー多めです。
このトッピングによって出てくるラーメンはかなりてんこ盛りになっていると思われます。
胃袋に自信のある方はこのトッピングに挑戦してみてください。
そしてもう一つ気をつけないといけないのがコールのフライングをしないことです。
麺の量を注文する際にトッピングを一緒に頼んでしまうと、周りに二郎初心者であることがバレます。
歌詞にもあるように、トッピングの注文はラーメンが仕上がる直前にするのです。
フライングコールをするとかなり恥ずかしい思いをしてしまうので気をつけたいですね。
この二郎独特のルールが初めて行く人にとってはかなり緊張する瞬間だと思います。
この楽曲の中の彼女のように、二郎を知っている人に連れてってもらえると安心かもしれません。
歌詞に出てくるトッピングコールはとても難しそうですが、実際は"お願いします"というだけで大丈夫です。
多めにしたい人は是非この呪文を唱えてみてください。
「私を二郎に連れてって」のMV
ときめく少女漫画風
「私を二郎に連れてって」には漫画風のMVがありました。
歌詞の内容がそのままセリフになっていて、初めて彼女が二郎に行く様子が映像化されています。
呪文のようなトッピングコールも絵とともに詳しく見ることができるのでおすすめですよ!
MVには三田本店のラーメン二郎が登場しています。
行列の様子や券売機までリアルに描かれていて、ジロリアンにはたまらない映像なのではないでしょうか。
よく見ると行列の中に打首の獄Tシャツを着た人も紛れ込んでいました。
ちなみにこの漫画はアルバム購入者限定の特典です。
登場人物の設定もしっかりしているので、本当に漫画として発売しても人気が出そうな気がしました。
この楽曲をきっかけに二郎に行ってみたいと思う女子が増えそうですね。
初めて二郎に足を踏み入れる際は楽曲を聴いて楽しみながらルールを覚えてみてください。
最後に
打首のユーモア溢れる楽曲 「私を二郎に連れてって」はいかがでしたか?
二郎の教科書のように詳しくルールを解説してくれる楽曲は貴重です。
二郎の常連も初心者も共感することができる楽曲のような気がしました。
打首は他にも生活に密着した様々な名曲があります。
食べ物系の楽曲でおすすめなのは「ニクタベイコウ」です。