涙で途切れた隙間 微笑みで埋めながら
陽は沈みまた昇る ページを捲るように
名もない路の彼方に「答えなんてあるのかな?」
歩き続けるone way road 繋いだ時の描片(カケラ)を

出典: 時の描片~トキノカケラ~/作詞:Daisuke"DAIS"Miyachi 作曲:Daisuke"DAIS"Miyachi

まずは、導入部分です。

印象的なサビのフレーズからスタートしていきます。

正解も間違いもない人生という道を、一つ一つの経験を大切にしながら笑顔で進んでいこうという前向きな歌詞になっています。

これは、まさにEXILEのこれまでの紆余曲折が描かれているように感じます。

その分、説得力が増してリスナーの心に深く届いてきます。

雨上がりのshinin'day あてもなく歩こう
磨り減ったシューズは 地図も知らない 明日(あす)への道標

出典: 時の描片~トキノカケラ~/作詞:Daisuke"DAIS"Miyachi 作曲:Daisuke"DAIS"Miyachi

止まない雨はないように、人生はつらいことがあっても、その後には楽しいことがきっと巡ってくるはずです。

「磨り減ったシューズ」こそ、これまで自分が着実に歩んできた証拠であり、どんなことがあっても確実に前に進んでいて、明日へ繋がっているということを表現しているのではないでしょうか。

破り捨てた写真のように 思い出は消せないから
悩んだり 傷ついたりしても 笑い飛ばしてしまおう!

涙で途切れた隙間 微笑みで埋めながら
陽は沈みまた昇る ページを捲るように
名もない路の彼方に「答えなんてあるのかな?」
歩き続けるone way road 繋いだ時の描片(カケラ)を

出典: 時の描片~トキノカケラ~/作詞:Daisuke"DAIS"Miyachi 作曲:Daisuke"DAIS"Miyachi

写真であれば簡単に捨てることはできますが、思い出というものはそう簡単に消し去ることはできません。

しかし、だからこそ希望に目を向け、前に進んでいけるのではないでしょうか。

そんな風に、忘れることができない思い出も糧にして進んでいこうというポジティブな歌詞になっています。

そして、冒頭と同じサビが訪れます。

ここまでの歌詞を踏まえて、前に進んでいこうという決意がより説得力を増して届いてきますね。

雲を流す風が 明日を運んでくる
頬をつたう雫も いつの日にか 小さな花になる

出典: 時の描片~トキノカケラ~/作詞:Daisuke"DAIS"Miyachi 作曲:Daisuke"DAIS"Miyachi

そして、2番に入っていきます。

どんなことがあっても明日はやってくるし、つらく苦しい経験もその明日への糧になることを「花になる」という言葉で表現しています。

明け方の空を枕に 夢を語り続けよう
不器用な生き方でもいいさ 好きになれるよ alright!

出典: 時の描片~トキノカケラ~/作詞:Daisuke"DAIS"Miyachi 作曲:Daisuke"DAIS"Miyachi

そのように、明日へ気持ちを向けること、そして、夢を持ち続けることの大切さが、ここでは歌われています。

そして、それは決して上手でなくてもいいのです。

躓いたり、転んだりしてもいいから自分を受け入れていこうという、ここでも前向きな歌詞が描かれています。

道端に咲く花を そよぐ風が揺らしてる
季節がまた巡り来る 気付けばすぐ傍に
乾いた空の彼方へ「この声は届くかな?」
答えなんか要らない それでも描く未来図

出典: 時の描片~トキノカケラ~/作詞:Daisuke"DAIS"Miyachi 作曲:Daisuke"DAIS"Miyachi

ここでもまた「花」という言葉が出てきます。

自分自身が作り上げてきた明日、それは日々塗り替えられていくし、今日になり、また明日へと繋がっていきます。

その地道な積み重ねが夢へと繋がっていって、気付けば夢に近づいているのです。

そして、気になる「この声は届くかな?」という歌詞。これは誰に向けているのでしょうか?

それは、きっと支えてくれているファンに向けてであり、脱退したSHUNにも向けているのではないでしょうか。

第2章をスタートさせ、自分達が変わらずに夢を追い続けていること、そして、それぞれのやり方で一緒に夢を追いかけていこうというのを伝えてくれているような気がします。

涙で途切れた隙間 微笑みで埋めながら
陽は沈みまた昇る ページを捲るように
名もない路の彼方に「答えなんてあるのかな?」
歩き続けるone way road それでもI will be alright

出典: 時の描片~トキノカケラ~/作詞:Daisuke"DAIS"Miyachi 作曲:Daisuke"DAIS"Miyachi

そして、さらに度々歌われているサビが再び訪れます。

しかし、最後だけ「それでもI will be alright」に変化しています。

「alright」は、大丈夫という意味です。

この言葉からは、どんなことがあっても大丈夫、前に進んでいけるよと投げかけ、さらには自分達にも言い聞かせているように聴こえてきます。

道端に咲く花を そよぐ風が揺らしてる
季節がまた巡り来る 気付けばすぐ傍に
乾いた空の彼方へ「この声は届くかな?」
答えなんか要らない 踏みしめる時の描片(カケラ)を

出典: 時の描片~トキノカケラ~/作詞:Daisuke"DAIS"Miyachi 作曲:Daisuke"DAIS"Miyachi

そして、最後は2番のサビを繰り返し、こちらも最後のサビを変化させています。

過去をないがしろにはせず、ちゃんと踏まえた上で未来へと進んでいくんだという決意を込めて締めくくられていきます。

最後に

【時の描片~トキノカケラ~/EXILE】○○で作られたPVって?!歌詞の意味を解釈☆アルバム情報ありの画像

いかがでしたか?

「時の描片~トキノカケラ~」の歌詞は、どんな困難も乗り越え、未来へ向かって進んでいこうという前向きな歌詞になっていました。

まさに、この時期のEXILEにぴったりの歌詞ですね。

だからこそ、リスナーの心にもしっかりと届き、ちゃんと結果も残しているのでしょう。

過去もファンも大切にしながら進んでいくという姿勢には胸を打たれます。

みんな生きていたら、つらいことも苦しいこともあるでしょう。

そんな時、この曲はきっと背中を押してくれるはずです。

そんな「時の描片~トキノカケラ~」をぜひ聴いてみてください。

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