三代目J Soul Brothersのヴォーカル今市隆二さんのソロ♫
ソロプロジェクト第4弾の楽曲!
三代目J Soul Brothersの皆さんは、ソロでも俳優活動など各々のメンバーが大活躍していますね。
今回ご紹介するのは、三代目J Soul Brothersのヴォーカル今市隆二さんのソロプロジェクトの楽曲です。ちなみに名前は漢字ではなくRYUJI IMAICHIのローマ字表記になっています。
曲のタイトルは「Alter Ego(オルター・エゴ)」。今市さんのソロプロジェクト第4弾として、2018年4月に発売されました。
プロデュースしているIllangeloとは誰?
グラミー賞受賞歴もある世界的プロデューサー
今回注目されるのが、曲をプロデュースしているIllangelo(イルアンジェロ)氏。初めて名前を聞く方も多いのではないでしょうか。
Illangelo(本名:カルロ・モンタグニス)氏は、カナダ出身のソングライターでありプロデューサーです。まだお若く1987年7月生まれの30才。
今市さんが1986年生まれですから、年齢的に色々なフィーリングも合ったのかもしれませんね。
Illangelo氏が手がけて来た作品では、同じくカナダ出身の男性歌手「The Weekend」の楽曲が多く知られています。
2015年に発売されたアルバム「Beauty Behind the Madness」(Republic)が、2015年度のAmerican Music Awardsで「Favorite Soul/R&Bアルバム賞」を受賞。
更に、2016年度のグラミー賞で「Best Urban Contemporary賞」と「年間アルバム賞」にノミネートされ、見事「Best Urban COntemporary賞」を勝ち取りました。
他にもアリシア・キースに曲を提供したりしています。Illangelo氏は、まさに世界に通用するソングライターでありプロデューサーなのです!
「Alter Ego」の歌詞を徹底分析
「Alter Ego」の意味とは?
「Alter Ego(オルター・エゴ)」とは、国や文化によって多少定義は違いますが「もう1人の自分」「別の人格の自分」というような意味です。
言葉が持つニュアンスはアーティストのインスピレーションになるらしく、同じタイトルで多くの作品が作られています。
では、早速今市さんの「Alter Ego」の歌詞を見てみましょう。その前に、ぜひMVもチェックして下さい!「もう1人の自分」というタイトルの意味が興味深く描かれています。
1番の歌詞から♫
深い闇に覆われ 消えていった 光に雫
知っているよ もう一人の僕を
生きている意味さえ無くして
孤独に立ち向かっている
涙を隠して 心を隠して声届かない
出典: Alter Ego/作詞:RYUJI IMAICHI 作曲:Illangelo
MVの舞台は、アメリカの片田舎道。時刻は夕方のようです。
アヴァン(タイトルがスクリーンに映し出される前に流れるプロローグシーン)では、物語の鍵となる主要人物がフラッシュバックのように次々と映り込んで行きます。
そして場所は、さびれたダイナー(ハンバーガーなどを売っている食堂)に変わります。訳あり風の男性、その背後に座っているのが今市さん。そこに泣きはらした目をした女性も連れて来られます。
ここら辺までがAメロです。リズムトラックをほとんど使わず、ごく静かに始まります。
楽曲に符点音符が多く、尚且つ今市さんがビブラートを効かせて歌っているので、日本語なのに歌詞を見ながらでないと何を歌っているのか分かりにくいですね......。
登場人物は孤独と闇を抱えているようです。しかし曲調はメジャーコードなので、悲壮感は感じませんね。
サビはシンプルな英語
Who am I 誰か教えてくれ
Where am I 僕はどこにいるの
出典: Alter Ego/作詞:RYUJI IMAICHI 作曲:Illangelo
サビは、五度という音程の幅を一気に駆け上がるメロディです。歌詞はシンプルな英語。
「私は誰? ここはどこ?」という、記憶喪失になった人が言いそうな台詞になっています。普段の人格が消え失せてしまっているような状態ですね。
カラオケで歌う時は、「w」の音と「a」の音にさえ注意すれば格好良く歌えます。
「w」の音は、唇を瞬間的に強く丸めて次の音につなげて下さい。「a」の音は、日本語の「あ」の口の形をして「え」と発音すればOK。「あ」と「え」の中間の音になります。
どちらも慣れると簡単ですから、ちょっと練習してみて下さい。今市さんの発音は、イギリス英語と日本人の英語を足して2で割った感じですね。