Uru【振り子】歌詞の意味を解説！人生はどう変わった？あなたが照らしてくれた明日に対する心情を紐解く

塩の結晶以外何の形にもならなかった頑張り。

その頑張りは「消したい過去」として自分の心にしこりを残してしまいます。 

失敗談や黒歴史を思い出して、やるせない気持ちになります。

自分のせいではなかったかもしれません。かといって、他の人をせめても時間が戻ってくるわけがありません。 

消したい過去を思い出す度に、足取りは重くなり前に進めなくなってしまいます。

そんな失敗ばかりの人生でも、それでもこの靴 (この人生)を歩んでいくしかない。

失望の中に、かすかな決意が見えるパートです。

消したい過去や辛い現実と直面する内容の【振り子】。

ですが、ここから一筋の希望が見えてきます。

こんなに現実は確かに残酷だけれど、「あなた」が居てくれる。 

大切な人がいてくれさえすれば、今を乗り越えて未来を紡いでいけるという確信が見えます。

傷ついて、先が真っ暗になってしまっても大切な人が光となって未来を照らしてくれます。

人生は困難の連続です。

理想と現実が繋がることはないかもしれない。

いつまでも辛い過去に囚われてしまうこともあるかもしれません。

それでも、大切な人と「愛」を育むことで、明日への活力になる。

そんなメッセージが込められています。

隣にいてくれる人が希望をもたらしてくれるから、辛い現実と向き合うことができます。

辛い過去や現在を乗り越えて、愛する人と歩んでいく。

そんな希望を表現している【振り子】ですが、それでは振り子の意味とは何なのでしょうか？ 

振り子は大きく左右に揺れ始めますが、徐々にゆるやかな揺れとなっていきます。

仮に現在と過去が左に揺れているとしたら、味わってきた絶望を覆すような明るい未来の揺れ戻しがきっとくる。

そんな意味が込められているのではないでしょうか。

辛い期間は永遠のように思えますが、諦めずに希望を持ち続けることで未来が切り開けるはずです。

大切なパートナーとの絆を描いた【あなたがいることで】。

家族や友人、恋人の事を思わずにはいられない感動的なバラードです。

Uruさんのメジャーデビュー曲である【星の中の君】。

透明感のある歌声と叙情的なピアノとストリングスに心を揺さぶられること請け合いです。