天月の声だけが残る演出を経て、サビへなだれ込むそれはまるでジェットコースターのような爽快感。
そしてサビの後半部分が、この曲で一番の歌の見せ所です。
高く張り上げられたその声は胸にズシンと響きます。
MVの映像美に見惚れる
それではMVをご覧いただきましょう。
イラストを担当したのは多くのボカロ曲のMVを手掛けるぶーた。
ムービーはニコニコ動画出身の人気ユニットAfter the Rainや、天月の他の楽曲のMVも担当したまきのせなによるもの。
宇宙と少年を中心に描かれる映像は美しく神秘的。
思わず見入ってしまいますよ!
ボーカロイドバージョンも
せっかくなので、ボーカロイドが歌うオリジナルバージョンも載せておきましょう。
原曲にも天月のバージョンとはまた違った良さがありますよ!
天月のシューティングスターは力強い印象ですが、女性の声になると切なさが増すイメージですね。
キーが変わっていることも関係しているのでしょう。
同じアレンジでもシンセ色が強く感じるのも面白いですね。
力強い意志が示された歌詞
さて、ここからは「シューティングスター」の歌詞を解釈していきましょう。
力強い意志が示されたその内容に勇気づけられる人も多いはずです!
出会いの奇跡
行き交う人の数だけ 続いてるストーリー
それぞれの運命を彷徨う
大抵の人生は交わることは無い
別軌道を漂う衛星みたいに
出典: シューティングスター/作詞:レフティモンスター 作曲:レフティモンスター
2018年現在、地球の人口は約74億人。
74億人のうち、人生で交わる人というのは一体何人居るのでしょうか。
そんなことを考えていると、今関われている人たちというのは奇跡的な確率で一緒に居るのだなと思えませんか?
人と出会うことのかけがえのなさが表現されたような部分になっていますね。
僕らが巡りあえた事は奇跡なんかじゃない
互いに引き合う力で生まれた必然
出典: シューティングスター/作詞:レフティモンスター 作曲:レフティモンスター
しかしここに来てその出会いは奇跡ではないとの物言いが登場。
人生というのは、その人の選択の連続で形作られていきます。
そう考えれば出会い一つにしたって自分が手繰り寄せたもの。
奇跡ではなく、その手で起こした必然だと呼んでもいいのではないでしょうか。