実写版『トモダチゲーム』の主題歌に起用された「Mr.Fake」
原作は別冊少年マガジンで連載している漫画
「Mr.Fake」は天月-あまつき-のメジャー3枚目のシングルです。
この曲は『トモダチゲーム』シリーズの主題歌として起用され、シリーズの世界観をそのまま曲に反映させたかのような曲になっています。
『トモダチゲーム』は別冊少年マガジンで連載されている漫画です。原作を山口ミコト、漫画を佐藤友生が担当しています。
『トモダチゲーム』はストーリーに登場するゲームの名前であり、トモダチゲームを通して仲が良い5人の関係性が変わっていくという内容になっています。
友達同士で騙し騙され、抱えた借金を返済するために、友達を疑いながら進むゲーム。疑心暗鬼になりながらも少しずつ判明していくゲームの正体と友達の別の顔。
先が気になるようなミステリー的要素もあり、人気が高い漫画作品となっています。
吉沢亮率いる豪華な俳優陣で実写化

実写版『トモダチゲーム』は2017年4月から4回に渡って放送されたドラマ。
そして映画『トモダチゲーム 劇場版』、映画『トモダチゲーム 劇場版 FINAL』の2作を上映しています。
主演はドラマや映画に引っ張りだこの人気俳優吉沢亮。さらに山田裕貴、内田理央などの人気と実力を備えた俳優陣で固めています。
殺伐とした内容ではありますが、出演者たちは仲が良く、撮影中は和気藹々とした雰囲気だったそう。
また、映画版のFINALではYouTuberであるフィッシャーズのシルクが出演したことでも話題を呼びました。
作品は長台詞が多いことで知られ、原作を知らずとも内容を楽しむことができるので、ドラマや映画から見ても十分楽しめます。
「Mr.Fake」はシリーズ全ての主題歌を担当しているので、シリーズ全体のイメージを担う曲でもあるのです。
本人も声優として登場!
不気味な存在マナブくんとは?
実写版『トモダチゲーム』シリーズに、「Mr.Fake」を歌っている天月-あまつき-も声優として出演しています。
実写版で声優?と思うかもしれませんが、『トモダチゲーム』には主人公たちにゲームの説明をしたりする案内人役を務めているマナブくんというキャラが登場します。
キャラのきぐるみで登場し、トモダチゲームの内容によって服装や役職が変わります。
この重要な役の声優を、天月が務めています。かなり高くて特徴的な声をしているので、一度聞いただけでは本人とわからないほど。
機械的でありながら、主人公たちを煽る表現をすることもあり、ストーリーでは重要なワードを出すときも。
声のみの出演ですが、存在感は抜群で「あの声は誰?」と話題になったこともありました。
「Mr.Fake」は騙し合い心中を描いた歌詞
天月本人も歌詞制作に参加
天月は「Mr.Fake」の作詞に参加しています。
元々別冊少年マガジンで『トモダチゲーム』を読んでいた天月の書く歌詞は、『トモダチゲーム』の世界観をそのまま歌詞にしたようなぴったりな表現ばかりです。
『トモダチゲーム』シリーズの世界をより深くまで掘り下げることのできる「Mr.Fake」の歌詞を、詳しく見ていきましょう。
トモダチ同士の騙し合い
ある日思った
月灯りに逃げ込んだ
トモダチなんて勘違い
気付かぬ演技してジョーカーを飲み込んで
ピエロみたいに仮面被っています
出典: https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10179100055
友達という存在に意味がないと気付き、今までと同じ顔をしながら接する。
そうして少しずつ信頼と安心感を勝ち取り、弱みさえも握ることができるようになります。
友達と思っているのは相手だけ、しかし本当にそうでしょうか。
『トモダチゲーム』では全員を疑い、全員を敵と認識しなければ勝つことはできません。
本当の友達だからね、と笑っているのは実は全員同じ。登場人物全員が同じことを思っている可能性もあるのです。
周り見渡して今日も嗤って
自分の価値計ってる ×××××
身の程知ったって今更で
変われない変わらない盤面だ
人生チャプター戻って見直しても
僕のどこが悪いか見当たらない
出典: https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10179100055