FLOW【GO!!!】歌詞を解釈してみた！「NARUTO」の世界を反映した勢いからパワーを貰う名曲！

「夢」にたどり着く道というのは決して一つだけではありません。

成功した人物のマネをしたからといって必ずしも成功するわけではないのです。

「地図」はもちろん「夢」にたどり着くまでの道筋が書いてあるものでしょう。

「夢」という宝への道筋を残してくれた先輩たち。

それをそのまま『FLOW』もたどろうとしたのかもしれません。

しかし、ある一羽の鳥がそれをさまたげます。

この鳥は普通なら有り得ない色をしていました。

「カラス」は黒いものというイメージがありますよね。

そんな「常識」を打ち破った存在が、歌詞には登場しています。

「いままでと同じことをしていたのなら、「夢」にはたどり着かない！」

そう言いたいのかもしれません。

「夢」を目指すために本当にするべきこととは一体なんなのでしょう。

それはきっと“自分らしくあること”なのではないでしょうか。

成功している人を見ると、「同じようにすれば自分もきっとすぐに成功するはず」と思いがちです。

成功の結果だけ見ると確かにいかにも簡単に「夢」を実現したように見えるのかもしれません。

でも、実際は「夢」にたどり着くまでの過程というのは厳しく辛いことも多いのです。

過去の成功者と同じことをしていても「夢」にたどり着くことはできません。

それを理解できない人にはきっと「夢」を勝ち取ることはできないでしょう。

そして、もし大胆な考えを持っていても、臆病風に吹かれて実行できなければ意味がありません。

「最初はみんな怖いものなんだから、勇気を出して！」

と背中を押しているような歌詞なのではないでしょうか。

古風な言葉をわざと使っているのは『NARUTO -ナルト-』の世界観に合わせたからだそうです。

この次はサビとラップ・パートが続きますが、同じ歌詞なので省略させていただきます。

ここで歌われている「影」とは一体何でしょうか。

それはきっと自分たちの心の中にある“不安”の気持ち。

「上手くいくだろうか？」

と自問自答する気持ちです。

何かを新しく始めるのは誰だって怖いもの。

それを恐れずに実行できるものだけが成功への道を開くことができるのです。

『ジョジョの奇妙な冒険　黄金の風』の登場人物、プロシュート兄貴はこう言っています。

“「ブッ殺す」と心の中で思ったならッ！その時スデに行動は終わっているんだッ！”

暗殺というイレギュラーなことに対しての言葉ではありますが…

何かを成し遂げようとする時はいつだってこの心構えは必要なものです。

「一度決めたことはどんな障害があっても成し遂げてやる！」

そんな気合が必要だと言っているんだと思います。

「刀」はもちろん自分が持っている「特技」や「経験」のことです。

それまで自分が頑張って努力してきた実績を信じて、一歩踏み出してみる…

最終的に自分を信じることができるか否か。

最大の敵は自分と良く言いますが、やはり自分への「自信」は成功するうえで大事なポイントなんじゃないでしょうか。

新しいことを始める時には全くの「ノーリスク」とはいきません。

結果が分かるのであればどんなに楽なことでしょう。

でも、現実は先のことは分かりません。

飛び込んでみなければ、結果は分からないのです。

さらにこの後にもサビとラップパートが入りますが、省略します。

チームを組んで試験に臨むナルトたちは、チームワークも大事にする必要があります。

そして、「火影になって里のみんなを見返したい！」というナルトの気持ちはきっとこの歌詞に近いもの。

落ちこぼれだったナルトが火影になるまでのストーリーである『NARUTO -ナルト-』。

『FLOW』がミュージシャンとしてこれから成功していこうと意気込んでいる気持ち。

この2つがシンクロして生まれたような歌詞だな、と感じました。